毎月、タイ観光・スポーツ省が外国人旅行者数を発表していますが、日本人が中々伸びません。
4月に訪タイした日本人観光客は45,258人で、国籍別では11番目から17番目まで下がって
しまっています。3月は60,489人でした。コロナ禍が終息してから、月を追うごとに増える
はずが、逆に15,231人も減少。どうしたんでしょうねぇ~ 外国人全体は2,182,100人でした。
因みに国籍別トップ5は、マレーシア(401,394人)、中国(328,414人)、インド(133,312人)、
ロシア(115,706人)、韓国(95,830人)と、中国人観光客がそれこそ月を追うごとに増えています。
タイ国政府観光庁(TAT)はじめ、旅行業界でも、かつてのような中国人観光客の訪タイは
無いんじゃないかと、危ぶんでいました。ですが、今月の18日前後で中国からの観光客は
100万人を突破しています。これでTATが予測している年内の中国人は530万人を超えるでしょ。
トータルの外国人観光客も、1月1日から5月15日までにタイを訪れた累計が947万人となり
今月で1,000万人に達します。観光収入も約3,910億バーツ(約1兆5,640億円)になるとか。
それにしても日本人の観光客が増えませんねぇ~ この5月は、東京・代々木公園はじめ、
各都市でタイのフェスティバルが開催され、どこも盛況だったようですけどねぇ~
逆に4月に訪日した外国人数は、3月の1,817,500人からも13万人も以上増え、
1,949,100人でした。22年10月の個人旅行再開以降で過去最多を記録し、コロナ禍前の
19年4月(約292万人)の66.6%の水準まで回復しています。素晴らしい傾向です。
国と地域別で最も多かったのが、韓国の46万7,000人。10万人以上だったのは、台湾の
29万1,600人、米国 18万3,900人、香港 15万2,800人、中国 10万8,300人、そして
タイ人も10万8,000人で、タイ国は6番目の国となりました。 中国が5番目ですが、
そえでもコロナ前の19年4月の約15%の水準に留まっています。インドネシア、シンガポール、
米国などは、コロナ禍前を上回った国々も ・・・ 世界的に日本への旅が多くなりました。
タイの観光客も、東京や大阪といった大都市だけでなく、北海道・東北や九州・四国など
地方へ旅する人たちが非常に多くなりました。これはタイ国から日本へのフライトにも
関係があるでしょうネ。タイから日本への直行便は東京、名古屋、大阪、福岡と選択肢が
広く、4月末までは札幌便も運航されていました。 そのため、日本各地へ乗り継ぎなしで
行けるということが大きいと思います。タイ人好みのFBなどのやり取りで情報交換も盛んです。
日タイの相互行き来で、日本人の方が際立っていましたが、今やタイ人の方が上になりました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます