現在、オランダ・ポーランドで開催されている「女子バレー世界選手権 2022 (9月
23日~10月16日)」に、タイ代表も出場していますが、今日現在 3勝1敗と好調です。
特に24日の初戦では格上で強豪トルコにフルセットで勝利するという番狂わせを起こして
バレーボール界で話題になりました。開催前、トルコは FIVB(国際バレーボール連盟)
<トルコ戦での勝利の瞬間は大喜びでした>
ランキング4位でタイ代表は16位。タイはアジアでは必ず上位に入って来ますが、近年は
世界でも戦えるほどに力をつけて来ています。 トルコに勝ってそれを証明させました。
タイ代表は世界選手権には過去五度出場していますが、最高位は13位です。世界大会で中々
上位進出を果たせていないですが、今回は初戦でトルコを撃破して、昨日は韓国にも勝って
3勝1敗の勢いです。台風の目となれるか? タイのバレーファンも期待しているでしょうネ。
同大会に出場しているのは特例を除き、基本的は世界ランク上位の24カ国で、ABCDの
4プールに6カ国が組まれ、金銀銅のメダル獲得を競います。タイ代表はBプールでした。
Bプールは、ポーランド(12)・ドミニカ共和国(7)・トルコ(4)・タイ(16)・
クロアチア(24)・韓国(14)です。 日本代表(9)はDプールで、中国(3)・
<( )の数字は同大会が開催される前の世界順位>
ブラジル(2)・日本(9)・アルゼンチン(21)・チェコ(22)・コロンビア(16)です。
日本代表は28日、中国に敗戦するも2勝1敗。今日はブラジル戦で苦戦が続きそうですネ。
タイ代表で一躍 話題をさらったのが、トルコ戦で33得点を挙げて、立て役者となった
22歳のアウトサイドヒッター、チャッチュオン・モクシー選手でした。日本のバレー
<PFU ブルーキャッツに入団したモクシー選手>
ファンであれば、18年~19年のシーズンには、女子のVリーグバレーの「PFU ブルーキャッツ」
でもプレーしており、彼女を覚えている人も多いでしょう。株式会社 PFU(ピーエフユー)は、
石川県かほく市に本社を置き、リコー傘下の日本のコンピュータ関連メーカーです。
同試合で、タイは先に2セットを奪われてから粘り勝ちを果たしていますが、178cmの
モクシー選手は、第2セットで7得点、第4セットで10得点と欲しいところでアタックを
決めています。 相手が4位のトルコ戦だけに、その活躍が目立ち話題となりました。
<アタックを次々と決めたモクシー選手>
アジアユース選手権やアジア選手権では、ベストアウトサイドヒッター賞を受賞しており、
世界の多くの大会に中心的な選手として出場しています。2018年にVリーグの「PFUブルー
キャッツ」のアジア人枠として契約しました。現在の実力をつけたのも、日本での経験が
活きているといいます。まだ、第一次ラウンドの段階ですが、今後の活躍を見守りましょう。
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