先週のこと、タイ政府はバンコク首都圏と国内の主要な観光地で物乞いの一斉検挙を行いましたネ。
カンボジア人の557人を不法滞在などの容疑で逮捕し、カンボジアに強制送還し 再入国を防ぐ為、更に
カンボジア国境での入国審査を厳格化する方針を発表しています。バンコクの物乞いの約半数以上は、
カンボジア人を中心としたラオス人・ミャンマー人など密入国した外国人が多いと、聞くから驚きです。
しかも、裏では犯罪組織が絡み 幼児や障害者などが 「営業?」 させているケースが殆どで、バンコクの
物乞いの収入は一人当たり一日300バーツ~1,000バーツ (約840円~2,800円) と言われています。
この額って、バンコク市の法定最低賃金 (一日206バーツ) を大きく上回る金額ですヨ・・・
<子供を守ってあげなければ・・・>
いい商売になるんですねぇ~ 日本でも 「物乞いを三日やったら止められない」 なんて言いますが、
ホント そうですネ。なんでも 「業界?」 全体の収入は月2,000万バーツに上ると見られている
そうですから二度吃驚です。 “生活の足しになるのなら” と小銭をあげていた人は何を思うでしょう?
バンコクの繁華街で見かける物乞いは、赤ちゃんを抱いた子供連れが多いんですが、実際 手足を失った
障害者もいるんですが、手足を失ったふりをしている演技者もいる、と聞きますから呆れるばかりです。
タイ政府、 「今年はこんな路上の物乞いの取り締まりを強化する方針」 だそうですが、是非 是非・・・
でも こうした外国人を簡単に検挙できたのは昨年の法改正でした… …
それは、昨年の6月でしたか? タイには、1941年(69年前) に制定された 「物乞い管理法」 という
法律がありますが、 “外国人の物乞いを取り締まる為” に一部改定され、新しい 「物乞い管理法」では
物乞いとして営業?する者に対して一定の条件が不可欠になりました。物乞いも営業ですって。(笑)
<お巡りさん、シッカリ 取り締まってね>
条件とは、身寄りのない身体障害者や高齢者、ホームレス、生計を立てることが出来ない者など
これらの条件を満たす者に対して、役所が物乞いをする理由を受理すれば 「物乞い許可証」 を発行し、
タイ国籍を示すIDカードの携行も義務付けられました。物乞いするにも労働許可証が必要ということです。
ですので、外国人だとすぐに違反者かどうか、分かり557人という大量検挙に繋がったんでしょうネ…
今回の取り締まりは、外国人観光客から苦情が多い 「物乞い」 が、観光促進を目的とした美観向上と
タイ国のイメージアップの為に行われたと聞きますが、ちょっと違うんでは…と思いますよねぇ~
検挙者の内 子供の物乞いは200人にのぼり、裏では人身売買などの斡旋者や犯罪組織の手引きも
見え隠れしますしネ。昨年には人身売買組織によって連れ去られたタイ人の数は165人もいるそうですヨ。
苦情とかでは無く、裏で手を引く彼らを捜査の焦点をあてて、物乞いの取り締まりを行ってほしいですネ。
元手が紙コップ一つで、近隣諸国の女性・子供の弱者を利用する
悪徳犯罪組織を撲滅してほしいですねぇ~
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せっかく逃げてこれても、このような形で働かされて最後には売り買いされてしまう?
いつの世も弱い女性・子供・・・・が犠牲になるんですね?早く取締りを強化して親元(悪徳犯罪組織)を潰していかないといけませんよね!
タイ警察♪頑張れ~~~~~!