昨年 タイを 訪れる外国人観光客数が、2,230万人の過去最高を 記録しましたが、インラック首相は
「より 観光収入を 増やすよう滞在日数やMICEの誘致を 増やす努力が必要だ」 と、強訴しています。
MICEの誘致とは、ミーティング(M) ・インセンティブ(I) ・コンベンション(C) ・エキシビション &
イベント(E) の頭文字ですが、国際会議や見本市、学会などで訪タイして貰うことを 言いますネ。
なにせ、大規模な集客が期待できるうえ、付随したイベントの開催なども見込めるため、観光客一人
当たりの単価が通常の2~3倍になるそうですからネ。 インラック首相の思惑に ピタリの方策です。
昨年 タイを 訪れた外国人のうち、MICE客は 約89万5千人 (9.5%) で、過去最高だったようで、
今年は 更に 15%に上げ、タイを アジアのMICEのハブになるよう 「MICEの年」 にするとの事です。
そんな中、1990年10月に設立されて23年目になるJTBタイランドが、日系企業 約7,000社の国際会議や
企業研修などのアレンジを 「重点推進事項」 として注力することを 今年の活動方針にしています。
そうですよねぇ~ 何も海外・国内旅行だけが、旅行業ではありませんからネ。 JTBは 1912年に
外国人の訪日誘致を 図ることを 目的とした 「ジャパン ツーリスト ビューロー」 が前身でしたネ。
日本のJTBは 昨年で 100周年を 迎えたそうですが、JTBタイランドも 元々 日本からの
観光客のタイでの受け入れという 「インバンド事業」 としてスタートしているそうです。
歴史のある会社ですから、なかなか 新しい事業を 展開していくのは簡単ではないんでしょうネ。
でも 考えれば色々なことができるのも旅行業です。 2011年の洪水を 経て2012年から日系企業の
タイでの新工場の開所式が多くなり、国際会議や企業研修などのアレンジを してほしいという要望が
増えていることから 「MICEチーム」 を 結成して、この重点活動を 進めていくことになったとか …
MICEチームは 日系企業で開かれる各種イベントに関する相談から会議選定・運営・人材派遣など
トータルで受注していくという旅行業以外のアレンジ すべてに対応するそうです。 本業の航空券や
ホテルの手配なんて、お手のモンですからねぇ~ これらも合わせてやってくれれば、依頼した企業の
顧客満足度は 素晴らしいものになりますよネ。 どうして もっと 早く 力を 入れなかったんだろう?
JTBの話、もう少し続けますが 長くなりますので 明日に続きます。
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