昨日はバレンタインデーということで、チョコレートという言葉が乱舞しました。
昔々、というほどでもない昭和40年代の時代、ゴルファーはゴルフで賭けをするときに、
なぜか「チョコレート」という隠語を使っていました。 今では、ゴルフ界においての
チョコレートの存在を知っている若い人少ないでしょうねぇ~ でも なぜチョコなのかな?
推測します。 昭和40年代は西暦で1965年から1975年の頃。高度成長期で日本は急激な
復興を成し遂げ、経済発展は著しく有頂天だった時代です。 1964年の東京五輪、70年の
大阪万博と続き、その後のオイルショックまでの頃、チョコレートは特別なお菓子でした。
高価なお菓子であり、豊かになった家庭では贈答品としても多いに機能していたと思います。
時を同じくして、日本においてゴルフが広がっていったのもこの頃からでしょう。会社の
先輩がお土産にくれたチョコが銀紙で包まれたゴルフボールだったのを思い出します。
紳士のスポーツにおいて、ゴルファーたちは露骨にお金のやり取りをすることなんて出来ません。
そんなささやかな賭け事を、そんな時代背景もあって、チョコレートと呼ぶようになったのかな。
プレーしだした頃「チョコレートを握る」なんて言い方、分からなかった うぶな自分を思い出します。
<今の時代は 握りのアプリもあるといいますけど>
今では信じられませんけど、バブルの時代、ゴルフ場のレストランのテーブルに、“現金の
やりとりはご遠慮ください” という注意書きが、置いてあったコースもあったといいます。
でも こういう話も聞きます。モダンな紳士たちの間では実際に、金銭ではなく、チョコレートを
賭けの対象にしていたゴルファーも少なくなかったといいます。賭けているのはお金ではなく、
プライドですから、奥さんへのお土産になるチョコレートは都合が良かったんでしょうネ。
ですからバブル期まで、ゴルフ場のほとんどの売店にはチョコレートが売られていたようです。
でもゴルフに明確な勝ち負けがある以上、ゴルフ発祥の頃から欧米でも方法は違っても、賭け事はあった
らしいですネ。「握りはゴルフのスパイスだ」と言う上級者もいます。奨励はできませんが、上達の為にも、
投げやりにならない為にも、“少しくらいは握ったほうが良い” というは、世界各国共通なんでしょうねぇ~
時代は変わりました。バレンタインデーで義理チョコを禁止する企業が激増したことに合わせ、女子
個人においても、義理チョコを敬遠するようになり、今やチョコレートの売り上げが、ガタ落ちだ、と
いいます。 日本ではゴルフ人口が激減していることと ダブって見えてしまいました。
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