タイでゴルフ友達になりましょ。

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不法滞在でも こんな不幸なケースもあります ・・・

2017年05月25日 | タイのちょっと気になる報道!
 
 不法滞在者はもちろん、それを雇った事業主、また不法入国を援助した者に
対しても罰則があります。 昨日からの続きです ・・・

ですが、日本でもこんな同情すべき不法滞在者の話も 思い出したようにタイやフィリピンで
起きてますネ。 ウォン君のことはマスコミが報じていますのでご存知かも知れませんが …

日本の高校に通うウォン・ウティナン君は、タイ人の両親の元、甲府市で生まれました。母親は
「日本のレストランで働ける」などとタイ人のブローカーに誘われ、1995年に来日しましたが、
就労ビザはなく、身に覚えのない借金を背負わされ不法滞在のまま働くことになってしまいます。

 
 <ウォン・ウティナン君>

ウティナン君が生まれて数年で父親とは離別し、その後は母親と二人で暮らすことに
なるのですが、不法滞在の発覚を恐れて山梨県や長野県を転々とします。11歳の時に

母親は息子を学校に通わせたいと甲府市内の人権支援団体を訪問し、同団体が主催する
学習教室で勉強したことをきっかけに13歳の時、甲府市の中学校に2年生で編入しました。

 

そして母子で東京入国管理局に在留特別許可を申請したところ、不法滞在を理由に国外
退去処分を言い渡されてしまいます。まぁ~ 当然と言えば当然です。母子は退去強制処分
取り消しを15年1月に求めましたが、翌年6月30日に敗訴し、母親はそれに従いました。

ウティナン君は7月14日に東京高裁に控訴しましたが、その判決が12月6日にあり、請求は棄却
されてしまいました。ウティナン君は、「日本に居たいし とても悔しい」と語っていた姿が、
放映されていました。ウティナン君の代理人弁護士も「不当判決でしょ」と会見で訴えていました。

最終意見陳述でウティナン君が裁判官に渡した作文が公開されています。

 

「僕は日本で生まれて育ったので、日本のことしか知りません。どうして僕が日本に居られない
のでしょうか? 何か悪いことをしたのなら、教えてほしいと思います。僕が生れたことは悪いこと

だったのでしょうか? どうか僕のことを認めてほしいと思います。」 ・・・ この作文に対し
ネット上で「人道上間違っている!」「可哀想だ」「冷たすぎる」といった批判も出ていました。

一方、当然と言うこんな意見も多く、まとめてみると ・・・

 
 <お母さんとの別れ ・・・>

「責めるべきは不法入国した両親であり、矛先を間違っている。不法で入国したもん勝ちの前例を作って
はいけない。支援者は支援する方向が間違ってる。 支援するならタイで生活できるように支援すべき。
彼が日本での生活を望むなら、一度タイへ帰国して正式な審査を受け再来日すればいい。」 と ・・・

確かに前例を許せば、子供を盾に不法滞在を助けるケースも出てくるでしょう。またそんな外人が
増えて犠牲になる子供が、更に増えることなってしまいます。 ここは心を鬼にして このような
例を絶たないと、いけないのかも知れませんネ。 皆さんは どう思います?  



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