タイ国のアッタヤ・ティティクル選手、今季の米国ツアーにおいて、いつかは勝利する
とは思っていましたが、こんなにも速く優勝するとは … 19歳のルーキーですからねぇ~
現地時間の27日に最終日を迎えた「JTBCクラシック」にて、アッタヤ選手がデンマークの
マジソン選手をプレーオフで破り、嬉しい、嬉しい米国ツアー初勝利を挙げました。
ラッキーも手伝いました。首位を走っていたナンナ・コルザ・マジソン選手が、最終日
調子を落とし、18番パー4では今大会初の3パットで「70」とスコアを落としました。
その一方でアッタヤ選手の最終日は、9バーディー・1ボギーの「64」をマーク。 通算
16アンダーで並んで、プレーオフに突入。その2ホール目の18番ホールで、マジソン選手は
池に入れダブルボギーとし、アッタヤ選手も3パットのボギーとしましたが、勝利が転がり
込んできました。 相手の不運に助けられましたが、勝ちは勝ち、運も実力の内ですからネ。
<プレーオフでマジソン選手に勝利>
何度も当ブログでアッタヤ選手のことには触れていますが、米国ツアーではルーキーでも、
アマチュア時代から欧州ツアーではプロとして大活躍していました。 17年7月にタイ国で
開催された「欧州女子タイ選手権」を14歳4カ月で勝利し、リディア・コ選手が持つ
15歳9カ月のプロツアー最年少優勝記録を更新。 因みに石川遼プロは15歳6カ月でした。
<14歳4カ月で勝利しインタビューを受ける>
18年には初開催となった「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」で初代女王に。その
資格で出場した翌週の米国女子ツアー「HSBC女子チャンピオンズ」でも8位に入り、同年の
「ANAインスピレーション」と「全英リコー女子オープン」でローアマチュアに輝いています。
19年の「欧州女子タイ選手権」でも大会2勝目を挙げ、アマチュア世界ランキング1位に
浮上し、“タイ国に天才少女現る” とその名を轟かせました。2月20日で17歳になる直前の
20年1月に16歳でプロ転向し、舞台を欧州ツアーに移しました。 それは、米国ツアーには
プロとして参戦するには年齢制限がありますが、欧州ツアーにはありません。先輩のアリヤ、
モリヤ・ジュタヌガーン姉妹もそうでしたが、アッタヤ選手も 同じ道を歩み始めました。
<欧州ツアーのレース・トゥ・コスタ・デル・ソル>
欧州ツアー 21年のシーズンには、2勝を挙げて、史上最年少の18歳で賞金女王にあたる
「レース・トゥ・コスタ・デル・ソル(年間ポイントレース)」の覇者となり、「ルーキー・
オブ・ザ・イヤー」も獲得するなど、あらゆる賞を総なめにしています。明日に続きます …
(LPGAとLETのみが、ここで言うプロツアーであれば、無視してください。)
また、石川遼選手は15歳245日での優勝でしたので、15歳6か月という表記にはならないと思います。
管理者宛てに伝言などございましたら、左欄にある「メッセージを送る」からご連絡くださいませ。
宜しくお願い致します。