益々 プラユット議長に 期待がかかりますね ・・・

　　
　早いもので、もう７月に入りましたネ。　プラユット議長が軍政を 牽いて、２か月目に入り、我々
外国人も気になる、“タイの人はどう思っているのか？” 二つの世論調査が報告されていました。　

一つは、軍部が全権を 掌握した５月22日から これまでの軍政の仕事ぶりへの評価などです。　

「10点満点中８．82点」とかなり高い評価です。　業績全般については、「タイ国内の緊張した雰囲気が
改善され、平穏になった」 が、72.7％と最多でした。　以下、「コメ質入制度の代金　未払いなど、社会

　

問題のいくつかが解決された」 69.6％、すべてが落ち着くまで国家平和秩序評議会 （NCPO） に
国を 統治してほしい」 65.4％となっています。　（スアンドドゥシット・ラチャパット大学調べ）

もう一つが、軍政に対し、欧米は厳しい見方を していますが、“タイ人はどう思っているか？“ です。　

米国が軍事・治安面での対タイ支援を カットし、また、欧州連合 （ＥＵ） がタイとの外交関係を 一部
制限することを 決めているが、タイ人の多くが欧米の対応を　さほど気にしていないとの結果でした。

　

　そうです。　これで良いと思いますよネ。　欧米は 軍事政治と聞いただけで、拒絶反応を 示します。
大事なことは、いかにスムーズに民政に移管して行くかです。今の評価なんてどうでもいいでしょう。

プラユット議長の評判が、凄ぶる高いですよネ。　ある世論調査では、次期首相にプラユット氏を
推す声も、日増しに大きくなっているようです。　金曜日 （27日） 恒例のテレビ演説で、９月に
暫定政府を 樹立し、10月に各界 及び 各県の代表による改革評議会を 設置するとしています。

そして、下院総選挙を 2015年中に実施することを 明言していました。　９月はプラユット氏が定年で
退官しますが、プラユット氏 自ら暫定政権の首相に就任するんでしょうネ、きっと ・・・・

　
　 ＜プラユット氏がトップと、バンコク ポストが報じました…＞　

英字新聞のバンコク ポストが、次期の首相に相応しい人として、プラユット氏がダントツの41.3％の
支持を 受けていると世論調査の結果を 報道していました。　それにしても高い支持ですよネ。　

　ワタシは、2006年のクーデターで、タクシン氏が追放された時も ちょうど バンコクに 居ましたが、
その時は、タクシン氏を 追い出した軍事クーデターの、その後の軍政が中途半端だったように思います。

　
　　　 ＜スラユット元首相は ・・・＞

また 期待されたほどの政治改革が進みませんでしたネ。　暫定首相に任命されたスラユット氏が
火中の栗を 拾わされた感があり、前向きではありませんでしたからネ。　定年で退官したばかりで、
余生を ノンビリ暮らそうという人でした。　とても リーダーシップを 図れる人ではありませんでした。

今回は その反省に立ち、クーデター首謀者が そのまま改革を 進めるようですから覚悟も違います。
　タイの国民も その違いを 知っているんでしょうネ。　プラユット氏に期待したいですネ。　　　



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