いやぁ~ 驚きましたねぇ~ スクンビット通りソイ26 にできた 「らーめんキング」 が、
15日で 閉店したんですって! グランドオープンして、まだ 一年ですよぉ~
日本人が多いスクンビット地区の K ビレッジ脇に設けられ、7、8軒かな、複数のラーメン店が
入居する “ラーメンのテーマパーク” として、ようやく 知られるようになったのにねぇ~
今や ラーメンは、タイ語の一部になるくらい知られ、バンコクを 中心に ご当地ラーメンなど
約200店が進出、タイ人経営の日本風ラーメン店も含め、国内には300店ほどあり、しのぎを
削っている状態」 … … と、12月12日に 当ブログで 紹介したばかりでした。
2千軒にもなる日本食レストランの乱立で、やはり 過当競争の煽りでしょうかねぇ~
タイのラーメン好きのファンは、突然の閉店発表に戸惑っているタイ人客も多いようです。
だって、一周年記念として 今日と明日に全品半額イベントのプロモーションを やることを 14日まで
告知していましたからねぇ~ 閉店は緒事情の理由となっているようだけど、どうしたんだろう??
タイ人の知人によれば、経営者が従業員の給料とテナント料を 未払いのまま、夜逃げした、なんて声も
聞こえていますが、数百万バーツかけた事業。 持たなかったのかな。 経営母体がどうなっているか、
分かりませんが、タイで 余り 例のないプロジェクトだっただけに、ちょっと残念です。
昨年12月にリクルートライフスタイルが、訪日外国人数の20~59歳の男女600人 (1~6位の
台湾、韓国、中国、香港、米国) を 対象に、こんなインターネット調査を やっていました。
日本観光の 「食」 に関する調査で、実際に食べておいしかったメニューの1位がラーメンでした。
全体でのラーメン支持者は 32%だったのに対して、タイ人の間では38%と、トップだったようです。
また 飲食店での食事の満足度は全体で、満足とやや満足 95%に対して、タイは98%でした。
人気のあるラーメンですから もう少し頑張れれば、ヒットしたプロジェクトでしたでしょうにネ。
でも 四十数年前に、タイで初めてオープンした 「ラーメン太郎」 だったかな、その頃と違い
今やタイ人にとって 「日本のラーメン」 は、決して珍しい日本食ではありませんしネ。
今回の 「らーめんキング」 ように、日本人街や日本人が集まる場所に出店すれば成功する、なんて
昔の昔の話です。 “タイにない料理とか、日本の料理だから売れる!” という時代は終結しています。
ここ近年、東京ばんから・山頭火・大勝軒などの有名店や、和歌山ラーメン・知多ラーメン・横浜
ラーメンなどのご当地ラーメンが、日本から相次ぐ進出し止まりません。 今回の閉鎖は、新しい
マーケティング戦略や、もっと違う差別化が必要であることを 警告しているのかも知れません。
BTSプロンポーンから徒歩20分という立地に問題があったのか?
余程のラーメンマニア以外は行きにくい場所ではありましたが。
https://www.facebook.com/RamenKingThailand
http://anngle.org/culture/foods/ramen-king-close.html
やはり、立地でしょうかねぇ~
確かにタクシーを 使ってまでは行かないかも知れませんね。