節目となった150回目の「全英オープン(セント アンドリュース(スコットランド)」は、
キャメロン・スミス選手(豪州)が、通算20アンダーのメジャー初優勝で終わりました。
松山英樹プロは通算2アンダーの68位、メジャー初挑戦の桂川有人プロは、通算5アンダーの
47位でした。今平周吾・星野陸也・比嘉一貴・金谷拓実プロ、アマの中島啓太クンらが 予選
落ちする中、桂川プロは、よく踏ん張りました。将来に向け良い経験になったでしょうネ。
<桂川有人プロ>
今回は大会史上最高となる賞金がかけられた戦いでもありました。その総額は1,394万
8,183ドル(約19億2,500千円)でした。これを出場選手たちが分け合うことになり、
優勝を果たしたキャメロン・スミス選手は、250万ドル(約3億4,500万円)を獲得。2位の
キャメロン・ヤング選手でも145万5,000ドル(約2億円)、3位のローリー・マキロイ選手は
93万3,000ドル(約1億2,800万円)と、3位までが億単位の獲得賞金となりました。
<キャメロン・スミス選手>
サウジアラビヤの潤沢なオイルマネーをバックに設立された新リーグの「LIVゴルフ」を
意識してか? メジャー大会の賞金総額は年々増加傾向をたどり、今年の4大メジャーの
優勝賞金は、4月の「マスターズ」、5月の「全米プロ」が270万ドル(約3億7,000万円)、
6月の「全米オープン」が315万ドル(約4億400万円)と、3億・4億円となっています。
<セント アンドリュースのオールドコース>
因みに、47位タイで終えた桂川有人プロには、4万600ドル(約560万円)、68位タイの
松山英樹プロに3万2,525ドル(約448万円)が与えられる結果になりました。予選落ちを
した選手にも、その中で上位10人には8,000ドル(約89万円)、11位から20位には
6,500ドル(約72万円)、残りの選手には5,350ドル(約59万円)が支払われるとの事。
中島啓太クンのようにアマチュア選手には賞金がありません。
<SMBCシンガポールオープンで優勝のサドム選手>
そうでしたネ。タイ国から唯一 出場した24歳のサドム・ケーオカンジャナ選手が、11位タイに
入りました。今年1月、日本とアジアンツアーの共催試合「SMBCシンガポールオープン」で勝利。
アジアンツアーは、1月まで2021年の賞金ランクに組み込まれ、ランク2位の資格で出場へ …
71 67 74 65のトータル277での11アンダーは立派です。 あのセント アンドリュースの
オールドコースでの最終日の「65」は光りましたネ。同大会では松山英樹プロを超えました。
<全英オープンでのサドム選手>
11位の賞金は264,000ドル(約3,643千万円)でした。そう言えば、彼も「LIVゴルフ」に
参戦している一人です。上位に入っているので、今年はかなり稼ぐことになりそうです。
この「全英オープン」での活躍は、かなりの自信になったでしょう、今後に注目ですネ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます