プミポン前国王が ついに 荼毘に付されました！

　
　全国民から敬愛されたタイのプミポン前国王が、火葬式の後 荼毘に付されました。

日本から秋篠宮ご夫妻が参列されたほか、最終的に42カ国の皇族や王族、高官らが花を手向け
られました。タイ全土から集まった国民 数十万人が追悼しました。「国父」と慕ってきた国民は
それぞれの思いを胸に、最後の別れを告げたことでしょう。　私たちも気持ちは一緒です ・・・

　
　＜参列された秋篠宮ご夫妻＞　

これまで、たびたびタイを訪れ王室とも親交が深い秋篠宮ご夫妻は、火葬に先立って行われる儀式に各国の
要人らとともに参列。ご遺体が安置された施設に花を供えられました。海外の王室からは英国のアンドルー

王子やデンマークのフレデリック皇太子らが出席していましたが、テレビ放映された様子を拝見すると、
秋篠宮ご夫妻は多くの皇族や王族の方々の中でも、最前列にお座りになっていたように思います。

皇室とタイの王室は天皇皇后両陛下とプミポン前国王夫妻の交流を中心に、古くから親密な関係が
続いており、今年３月には両陛下がベトナムへの公式訪問の機会にタイを訪れ、ワチラロンコン国王に
哀悼の気持ちを伝えられています ・・・　　秋篠宮ご夫妻は今日の夕方、帰国される予定です。

　

葬列はタイの伝統様式にのっとり、様々な伝統衣装、軍服などをまとった軍人らと共に黄金色に輝く
木製車などが登場し、秋篠宮さまとは若かりし頃からご友人だったワチラロンコン現国王が王族らと
ゆっくりと進む葬列の姿が印象的でした。　タイのテレビが全て中継してくれましたので観れました。

王宮周辺は葬列を見送りに来た人達であふれ、前国王の写真をかざしたり、王宮に向かって手を
合わせたり ・・・　葬列が前を通ると、ひれ伏すようにして涙を流しながら追悼の意を表して
いました。　いやぁ～　画面を見ているだけで、ジーンと来て もらい泣きしてしまいます。

　

今日27日は、プミポン前国王のご遺骨を埋葬される仏教寺院まで運ぶ儀式が行われる
予定で、29日にご遺骨を王宮などに納め、一連の葬儀は終了します。

ところで、国葬が行なわれた後、王宮前広場に特設パビリオンが設営され、11月１日～30日の
１カ月間、前国王を偲んだ展示会が開催されます。前国王の生い立ち、タイ全土で取組んだ

　

「ロイヤル・プロジェクト」などの活動、火葬式で使用される火葬場などが紹介されるようです。
特設ステージでタイ文化を紹介するショーも行なうとか。開場時間は午前７時～午後10時の予定です。

　観光庁の話では、１日約10万人の入場者を想定しているそうですが、この時期に
来タイされる方は、一度 観に行ってもいいでしょうネ。　国葬は29日まで続きます ・・・　　



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