いつの間にか タイのドンムアン空港が 立派な国際空港に変貌しつつあります。
タイの格安航空会社 (LCC) の専用空港として利用されているドンムアン空港ですが、LCC の利用数では
今や世界で1位・2位を争う集客数を誇ります。 利用キャパシティが1,850万人とされている中、150%を
超える利用率となっていることを受け、第2ターミナルを2006年の閉鎖以来10年ぶりに再開させています。
そりぁ~ そうでしょうネ。 昨年 同空港の旅客数が3,030万人で約41%増だったといいますから。
その約9割がLCCの利用者ですって。 利用者が急増し空港の混雑ぶりは問題となり深刻化していました。
そんな中、昨年から空港設備の改装工事が進められていましたが、最近になって再開となった次第です。
これに伴い、空港の受容能力は現在の年間1,850万人から3,000万人に増加し平常を取り戻しそうです。
国内線専用として再開した第2ターミナル、一部はまだ工事中のようですが、白風を基調にした内装で
明るくなっており、第1ターミナルのような暗いイメージと古い建物という印象はなくなり、明るくなって
いる とのことです。 将来は第1ターミナルも改装すると聞きますから、随分と変わるでしょう。
再開当初、問題となったシステム不調の懸念やトイレの数なども解決し、これから飲食店や
小売店なども充実してくるでしょう。 そう言えば、同空港を運営するエアポーツ・オブ・
タイランド社 (AOT) の社長が、空港内にカプセルホテルを開設する計画も発表していました。
なんでも深夜に到着したり、早朝の便に搭乗したりする旅客の利用を見込んでいるようで、
カプセルホテルは、第2旅客ターミナル4階の商業エリアに建設する予定だそうです。
部屋数は20室 とか。 せっかくなんだから 部屋数を もっと 多くすれば良いのにねぇ~
スワンナプーム国際空港に負けない国際空港になるかも知れないドンムアン空港。
以前は1914年に開港したタイ空軍用の空港でした。 第二次世界大戦後に民間航空の発展に合わせて、
アジアとヨーロッパ、オセアニアを結ぶ中継地点としてタイ国際航空が飛ぶようになり、東南アジアの
ハブ空港として、そして観光地としてのタイの玄関口として機能してきました。 その後、新空港建設が
計画され、2006年、スワナプーム国際空港の開港と同時に旅客向けのターミナルは閉鎖となっていました。
2007年3月に国内線専用で再開し、現在は国際線も含めて格安航空会社専用の空港になり今に至ってます。
長らくバンコク国際空港が正式な名称でしたが、新バンコク国際空港となったスワンナプーム国際空港との
混同をさけるため、ドンムアン空港という名称に変えられました。 羽田空港のようになるといいなぁ~
今日は開港してして 102年になるドンムアン空港の話でした。
http://www.asiatravelnote.com/2014/08/10/don_mueang_airport_public_transport.php