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松山英樹プロに ”優勝を 狙う と言うな” という意見が ・・・

2014年07月18日 | タイのゴルフ、あれこれ
  
 17日、メジャー第3戦 全英オープン選手権が、英国ホイレークのロイヤル リバプールGCで
スタートしましたネ。 開場は145年前と古く、1997年に初開催し2006年以来8年ぶりの開催とか。

先回より54ヤード伸びて7,312ヤード(パー72) で争われますが、海からの強風が名物のリンクス
コースで、84年前には “球聖と呼ばれたボビー・ジョーンズ” が優勝し、歴史を 彩ってきました。

 

茂みが深く、フェアウエーを さらに狭くして、選手を 悩ませているようですが、日本勢の3人が
好発進しました。 松山英樹・小田孔明・塚田好宣プロが69で回り、3アンダーで首位と3打差の

10位タイのスタートです。 岩田寛プロは 70とまずまずの19位、宮里優作プロは 72で49位、2年ぶり
5度目の出場となった石川遼プロは 84位タイ、近藤共弘プロは 124位、小林正則プロは140位でした。

松山英樹プロは、66の好スコアを 切って 単独首位になったロリー・マキロイ (英国) と同じ組で、
もう一人はジョーダン・スピースです。 松山英樹プロも相当 刺激されたでしょうが、組合せから
想像しますに、主催者側の松山英樹プロへの期待が、かなり高いように感じられますよネ。

 
  <右が21歳ジョーダン・スピースとロリー・マキロイ…> 

 松山英樹プロについて、あるゴルフ評論家が こんなことを 言っていましたが、さぁ~どうでしょう。

「彼は よく記者会見の席で、“優勝を 狙う” という表現を 使うけど、メジャーを まだ一つも 取って
いないのだから、そんな表現を 使うではなく、多くの外国人選手が言うように “優勝争いに加わりたい”

とか “最終日のバックナインで優勝が狙える位置に残れるように頑張りたい” などという表現に
留めておいた方がいい」 と。 メジャーで優勝するには、もっと経験が必要だというのが理由のようです。

 

松山プロは、今までメジャーで10位以内に入った実績があり、昨年の全英オープンでも6位タイに
入っています。 日本中が期待するから、その期待に沿う表現になってしまうのかも知れませんが、
だからと言って、いつも “優勝を 狙う” という言葉は 余りに短兵急すぎるというのです ・・・

同じ組で回ったジョーダン・スピースは、今年のマスターズでババ・ワトソンと最終日 優勝争いを
演じた末に、惜しくも2位となりました。 6月の全米オープンで、リッキー・ファウラーは最終日

首位と5打差でスタートし、独走したマーティン カイマーを 捉えることはできませんでしたが、
崩れることなく2位に入りました。 

 
  <世界一美しいと言われるロイヤルリバプールGC…>

 このように、最終日 優勝の二文字が視野に入る、その大きなプレッシャーの中で一打一打
プレーを していくという、そんな厳しい経験を まだ松山プロは持っていないとも言います。 

また、「いくら実力があっても、それだけでは勝てないのがメジャー大会。 自分の力の及ばない
もの、運や勝利の女神の力添えなど、どうしても必要だ。 ジャック・ニクラウスは、メジャー

 
 <ジャック ニコラウスの凄さ…>

大会で18勝している。 しかし2位に甘んじた回数は19回、3位で終わった回数は9回 にも及ぶ。
2位、3位に終わり、涙を 飲んだ回数の上に優勝がある」 と、厳しい意見です。  

 ワタシは、今 日本で優勝を 狙える選手は彼しかいないんだから、良いと思いますがねぇ~
こんな意見を 覆すよう、松山英樹プロには、最終日を バックナインで優勝争いの中に 残ることを
期待しましょう。 読者の皆さんは どう思います?   



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4 コメント

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日本の報道 (タカ)
2014-07-18 16:05:41
松山プロの活躍がニュース性あるのは理解してますが、
同じスコアであがってきた小田、塚田プロの事もテレビなどは取り上げて欲しいものです。
少なくとも今朝から私が見たニュースなどは松山プロのことしか話していませんでした。
たとえ初日とはいえ3人もの日本人選手が10位で発進しているのですからもう少し何とか。。。

午前と午後のスタートでかなりハンディ出ましたね。
これもゴルフ特有の勝負の厳しさなのでしょう。
日本選手の活躍が楽しみです。
返信する
nagaichi (タカさんへ)
2014-07-22 09:58:40
確かに そうですね。
特に 海外での活躍は、そう すべきですよね。
私も 今後は 注意を払います。
返信する
「謙虚さ」というマヤカシ (一歩)
2014-07-24 18:33:59
更新ありがとうございます。いつも楽しく拝読しています。

「優勝を狙う」と言うな。「優勝争いに加わりたい」などに留めておけ。・・・
なんとまぁ、いかにも日本人的なセコイ発想でしょう。
確かに多くの外国人選手がそのように(も)発言しています。
しかし、記者会見で「貴方は優勝できると思いますか?」のストレートな質問に
「勿論です。私には優勝するだけの力があります」
「当然です。私はそのためにここに来たのです」
「優勝できると思わなければ、私はここにいませんよ」などなど・・
こういった自信に満ちた回答が多くの選手から聞かれることも事実です。

日本人の美徳とされる謙虚で控え目な発言をすれば
「きみは自分のプレーに自信がないのか?」
「優勝する自信がないのか?何のためにここまで来たんだい?」
と、自己主張しないことを疑問視されることでしょう。
謙虚さは自信の無さと裏表一体なのです。
外国生活のnagaichiさんにはご理解いただけますよね?

経験も浅く実力も伴わないくせに大口を叩くもんじゃない!
と、そのお偉い評論家氏は言いたいのでしょうが言語道断。
谷口徹選手なら当然のこと、今なら石川遼選手も間違いなく言いますよ。
「はい。優勝を目指します。良い状態でプレイできれば上位に食い込めるし、頑張ります!」

こんな勘違い評論家が大きな顔をして幅を利かせているから
日本から将来有望な大型選手が出てこないのです。情けないことですね・・。

  コメントはめったに書きませんが、タイのいろいろな情報やゴルフのことなど
更新を心待ちにしています。ありがとうございました。
返信する
nagaichi (一歩さんへ)
2014-07-27 23:37:03
いつも ご愛読 有難うございます。
そうですね。 それが松山英樹らしいですよね。
すでに米国で勝っているし、新人の年に賞金王ですからね。 彼しか言えません。
逆に それくら言って貰わないといけないかも知れません。
我々は、そんな松山英樹を 応援しましょう。
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