9月に暫定政権を 発足されることになっている中、新旧首相の動向が慌ただしくなっている?
国家平和秩序維持評議会のプラユット議長は 9月までに暫定政権を 設立。 暫定憲法を 施行し、
軍政が任命する国会を 発足させ、来年9、10月以降に民政移管のための議会選挙を 行なう方針を
示していました。 自身が暫定政権の首相に就任するか、どうかは明らかにしていません。
しかし ここへきて、大きな動きが出てきたようですヨ。
仏教寺院ワット パークナーム パーシージャルーンの住職で大僧正代行を 務める高僧に、プラユット
司令官の代理として、ウドムデート副陸軍司令官が挨拶に訪れた際、同高僧は 記者団に、「今までの
振る舞い、強靭さからみて、プラユット司令官は首相に相応しい」 と称え、「首相になるかどうかは
司令官次第だ」 と述べたことを 各紙が報道。 周囲も着々と首相にする準備を 進めている感じです。
プラユット氏が首相に就任すると思いますが、大僧正代行の発言は、司令官に首相就任のお墨付きを
与えた格好ですネ。 一般市民もプラユット氏は、“首相に相応しい” と思うようなっていると聞きます。
<高僧に挨拶するウドムデート副陸軍司令官。NCから…>
そんな中、”インラック元首相が海外へ亡命か” なんて噂話が流れています。
インラック氏が 代理人を 通して、プラユット議長に 息子のノーンパイ君と一緒に 20日間
(7月20日から8月10日まで) の訪欧許可を 願う書類を 提出し、OKが出たようです。
7月26日は兄のタクシン氏の65歳の誕生日です。 誰もが 「タクシン氏に会うために渡航する」 と
分かるのに、なぜOKを 出したんでしょうかねぇ~ 表面上は、「今まで ずっと インラック元首相は
軍評議会の命令に、非常に協力的な態度であったから」 といいますが、どうも 様相が違うようです。
実は 17日に タイ国家汚職防止委員会は、インラック政権時代に行なわれたコメ担保融資制度に
ついて、インラック元首相を 職務怠慢で起訴することを 決定しています。 内容は 「この制度を
利用した汚職が起きた際、一刻も早く中止すべきと訴えていたにも関わらず、元首相がこの制度を
継続したことは職務怠慢に当たる」 とし、審議委員会の委員全員が起訴することで同意したとのこと。
このコメ担保融資制度で、タイ政府は約 5000億の損失を 発生させたとしています。
<承認されVサインのインラック元首相…>
インラック元首相には、海外への渡航を 禁じられていたはずです。 このタイミングで元首相に対して
プラユット議長から渡航許可が下りたことから、軍政が海外亡命を 働きかけているのではというのが
噂の真相です。 20日と言えば明日ですからネ。 余りにも急なんで、噂に真実味が増しています ・・・
これが今の時代の話なのかと、何か 昔の政治の舞台裏を 見ているようで、不思議な気持ちです。
まさか、海外逃亡はないでしょ。 さぁ~ 真実か噂か、どうなるんでしょう?
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