「敬老の日」 日本は9月、タイは4月・・・・ 昨日からの続きでしたネ。
日本は、2007年 既に 65歳以上の人口が、総人口に占める割合を 21% 超えて、 「超高齢社会」 に
突入し、少子高齢化という大きな問題を 抱えています。 欧米先進国や日本と 違って、アジア諸国の
高齢化の年齢は、平均寿命も違いますので、60歳以上と見ていいのでしょう。
タイと日本を 近年と将来の60歳以上の人口比率を 比較してみますと・・・
1975年 2010年 2050年 高齢化社会 … 7%以上
タイ 5.6% 11.5% 26.4% 高齢社会 … (14%~ 21%)
日本 11.7% 30.5% 44.2% 超高齢社会 … (21%以上)
タイも高齢化社会に入りつつあり、現在 アジアの中で、高齢化問題に直面しているのはシンガポールと
韓国で 既に 人口の4人に一人は高齢者で、その比率はどんどん高まっています。 高齢化しつつ
あるのは 中国 と タイ。 そして まだ 人口が若いのが、フィリピンやインドネシアと 聞きました。
タイ統計局が2010年に行った調査によると、タイ国内の60歳以上の人口は803万人で、全人口の約12%を
占めています。 この内就労中は305万人、正規労働者が27万人、非正規労働者が278万人だそうです。
平均月収は正規労働者が1万1,199バーツ (約3万円) 、非正規労働者が3,143バーツ (約8,600円)
でした。 非正規労働者の64%は農林水産業、19%はサービス業などに従事していた、といいます。
サイアム・コマーシャル銀行調査部によると、タイの人口構成は2007年から2020年にかけ、15歳以下が
22%から17%に減る一方、60歳以上が11%から17%に増え、 「ピラミッド型」 から 「壺型」 に変わる、
という 報告もありました… BTSなどに乗っていると若者ばかりで、そのようには感じませんがねぇ~
アジアの高齢化の特徴は、それが欧米に比べて急速に進んでいることで、2000年~2050年の間に高齢者
比率が 韓国は6倍、中国でも4倍にもなると言われます。 これらアジアの国々では 過去30年間に経済が
急成長してきましたが、それを 支えてきたのは豊富な若い労働力でした。 日本も かつて そうでしたネ!
なんでも 経済成長率の1%以上が労働力の若さ故に もたらされたものと推計され、この効果は一般的に
「人口ボーナス」 と呼ばれているそうです。 タイの場合は より顕著で、経済成長率の三分の一が人口
ボーナスと考えられるそうですヨ。 タイも その人口ボーナスが、高齢化によって減って来ている…
人口ボーナスの減少を 相殺する経済構造を 再構築しなければなりませんし、タイも これからの
ビジネスは、どうやら 「高齢化問題」 に注力すべき時代になりましたネ・・・
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