先の日曜日の1日午後8時過ぎ、サイアム・パラゴン前で2 回の爆破事件。 国家警察は
爆発物を 設置した人物2人を 特定し、現在 行方を 追っているとのこと。 良かった!!
だって、この爆破事件は政府による自作自演という噂が、流れていましたからねぇ~
先月末に訪タイしたダニエル・ラッセル米国務次官補 (東アジア・太平洋担当) が、まだタイ国に
戒厳令が敷かれていることなど含めて、今の軍政を 批判したことに プラユット首相は不機嫌でした。
それで、「こうしてタクシン派による爆破事件が、まだ起こるんだよ」 という事実を 演出し、
戒厳令の必要性を 訴えたと言うんです。 まさかと思いますが、あくまで噂です。
結局、設置されていた監視カメラの映像から30歳くらいの容疑者2人を 特定し、すでに 刑事裁判所
から逮捕状が出ており、現在行方を 追っているそうです。 逮捕したら政府の人間だったりしてネ (苦笑)。
でも 爆発騒ぎがあった時は ビックリしましたよぉ~ この日の朝は、シリアで後藤健二さんが、
殺害され、タイでもこの話で持ちきりでしたからからねぇ~ タイ南部でもイスラム組織との
ゴタゴタが続いており、ワタシなど すぐに こちらと結びつけてしまいましたから ・・・・
冷静に考えれば、そんなことないんですが、在タイ日本大使館からも 「国内は、現在も引き続き
戒厳令下にある点に留意するとともに、最新情報を 入手するなど治安状況等の把握に努め、不測の
事態に巻き込まれないよう十分な安全対策を とって下さい」 なんて、緊急メールも流れましたのでネ。
こんな騒動が 思い出したように起きますから、英国の新聞 「The Economist」 などに、バンコクは
安全面でアジアパシフックの地域18カ国中、下から数えた方が早い、14番目にしかランクされません。
確かに 戒厳令の継続が必要だ、なんて言われかねません。 場所が観光客も集まる場所でしたから。
今回の爆発騒動は、中華街でも時折 発生しており、タクシン派か 定かではありませんが、
反軍事政府勢力が市民の不安を 煽るために仕掛けたとの見解が強いようです。 こうして
爆弾事件が、たびたび起きれば、戒厳令の必然性は高まり、イコール、それはインラック
元首相の弾劾決議で動き出したかも知れない反政府勢力活動の抑止力にもなり得ます。
しかし 今だ、軍事政権に対して欧米などの先進国から、国際的に批判を 浴びています。
それもあってか、プラユット首相の8日からの訪日では、安倍首相と会談し 現軍政の同意を
求め、日本を 通じて欧米先進国に 理解してもらう作戦も考慮しているとのことです。
上手くいきますかねぇ~
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