タイでも、いろいろな所で意見や方針のぶつかり合いがあるようですが、これからのお話しも、外国人
観光客に関係する、また タイのイメージに影響する大きなぶつかり合いの一つかもかも知れません。
今 スワンナプーム国際空港の 「全面禁煙の実施」 を巡って、タイの主要空港を管理・運営する
タイ空港社(AOT) と、全国禁煙活動を続けるタイ健康促進研究所(THPI) が、真っ向から意見が
ぶつかり国合っているようです。 <前職がタバコ業界でしたから、ワタシも気になります(笑)>
THPI は、タイの玄関口であるスワンナプーム空港内のニコチン量が依然として高いと指摘しながら、
同空港に対して全面禁煙を実施するよう求めています。 アメリカを引き合いに出して、規模が大きい
30空港のうち23空港で完全禁煙を実現しているのに対して、タイは規模の小さい空港では完全
禁煙が行われるているが、国際空港など大規模な空港では未だに喫煙室が設置されていると指摘…
THPI は、タイ保健省に対しても、スワンナプーム空港の完全禁煙について提案を強く行なっており
今後、スワンナプーム空港と保健省において、同問題について検討されるものとみられています。
一方 AOTでは、保健省の指示に伴い、国内線ターミナルの喫煙室の廃止を受け入れましたが、国際線
ターミナルについては、10数カ所ある喫煙室を閉める予定はないと言い張っているようです。
「国内線は喫煙室がなくてもあまり問題にならないが、国際線に関しては、飛行時間が長い為、利用者が
喫煙室の場所を空港職員に尋ねることがしばしばある。 諸外国でも殆んどの国際空港に喫煙スペースが
用意されている。 国際線で喫煙室をなくしたら、スワンナプームの利用者が減ってしまう」 と説明…
AOTでも、実は本音を言うと、喫煙施設の維持にかかる費用軽減の為、タイたばこ専売公社や外国の
たばこメーカーに支援を求めているんですが、法律でたばこ広告が禁止されていることもあって、余り
協力を得られないのが現状で、本当は 「全面禁止の実施」 の方が良さそうなんですヨ。
しかし 年間 5,000万人を超すようになった 国際空港の乗降客10%の約500万人の喫煙者の中には、
長距離旅客も多く、サービスの一環として、止む無く喫煙所を開放しているのが実情のようです。
国際的に 航空旅客機が全面禁煙となったのは、いつ頃でしたでしょうかネ。 そんなに経っていない
ような気がしますが、広い、広い空港ですからねぇ~ そんなに厳しくしなくとも良いのではと思います。
が、THPI では 10数箇所の喫煙室があっても、ドアの開閉が頻繁であるため、十分な分煙が実現できて
いないと攻め続けます。 また 同空港が完全禁煙を行えば、スカイトラックスの国際空港アワードに
おいても、スワンナプーム国際空港が高い評価が受けられると付け加えています。
まぁ~ 世界保健機関から禁煙国として模範生とされているタイ国ですから、近い将来、全空港が
完全禁煙になることは間違いないでしょうねぇ~
喫煙者にとっては、気になるぶつかり合いでしょう。
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もう少し、タイムワークを臨機応変にすれ良いと思いますねぇ~
ホントに、こんなことで印象を 悪くしてはいけません!