女性に優しい職場環境は日本よりもタイのほうがいいと思いますが、昔から
タイの女性自身の考え方も日本と違うでしょうネ ・・・ 昨日からの続きです。
タイでは結婚しても共稼ぎが多いのは、一般のタイ人女性は基本的に「養ってもらう」と思って
いる人は少なく、むしろ自分が支えるという考え方が強いんでしょうネ。日本の若い女性のように
結婚の条件に相手の年収や、また結婚したら専業主婦が当たり前と思っては いないでしょう。
(ここで言う女性とは、夜の蝶として働く女性、諸事情のある女性は含んでいませんのでネ)
8年前の報告ですが「家計の支持者が女性中心」という割合が、タイでは65.8%、米国は20%、
日本は5%という数字があるくらいです。この数字は、今も大きくは変わっていないでしょう。
まぜに そうなってきたのかを、読書本や先輩の話から憶測すると、農業国のタイは農業形態が
昔から家族経営が基本であり、東北部(イサーンなど)では伝統的に家の相続権が女性にあった
ことや、女性も農業労働の大きな担い手であったことが大きいのでしょう。また農業だけでなく、
昔からの商店や飲食店などの商売も家族経営が基本で、経理は奥さんが担当してきましたからネ。
タイは周知の通り 仏教国ですので、男性は出家したり労働を担う女性の地位も確立されますしネ。
ですから、昔から女性が働くことは普通のことであり、また、国民性として女性のほうが男性より
社交的であることも影響しているでしょう。このように日本と違い 男性よりも女性が働くことが、
何の不思議さもなく 男性の威厳に傷をつけることもない社会が出来あがっていたのでしょう。
そうでした、昔は男子が偉くなるには軍人や警察官になることも影響しているかも知れません?
近代社会に移り学歴社会になっても、女性の方が大学に進む学生数や、また資格など取得しよう
とする女性が多いのも自然な成行きです。優秀な大学や大手企業になればなるほど、より女性の
割合が高まり、女性がタイの中心となっていることが分かります。これは日本とまったく逆です。
会社に入れば女性の方が働きます。役職や階級が明確になれば上を目指します。
益々経済的にも自立が顕著になり、女性の方が強くなります。女性が働くことは
当たり前であり、タイは女性が逞しく生きられる社会ができあがりました。
「家計の支持者が女性中心という割合」が、タイでは65.8%、日本は5%という数字と、昨日の
「経営幹部に占める女性の割合」がタイは31%で、日本は7%という数字も理解できますネ。
「タイの女性は強い」とよく言われます。タイは夫婦でもカップルでも女性が引っ張っている
気がしますネ。また、社会で活躍する女性は、息抜きの方法もよく知っており賢いですよネ。
逆に日本は、時代背景の諸事情と共に 女性の働く場所がなかったですからネ。でも日本の
女性もタイで働くと逞しくなるような気がします。 タイの男性も頑張らないとネ。
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