韓国のオーク・バレーCC(6,647ヤード・パー72)にて、行なわれている米国女子ツアーの
アジアシリーズ初戦「BMWレディース選手権」の三日目を「67」でラウンドし、タイ国の
アッタヤ・ティティクル選手が、通算15アンダー(63・71・67)で単独首位に浮上しました。
現在、世界ランク2位のアッタヤ選手は計算上、今大会で単独4位以内なら世界ランキング
1位に立つことになります。1位のコ・ジンヨン選手(韓国)は同大会、左手首のケガからの
復帰戦として出場していましたが、三日目から棄権しています。世界3位のミンジー・リー
選手(豪州)は、パープレーの51位タイで、優勝は不可能ですからネ。
<リディア・コ選手>
ゴルフも何が起こるか分かりませんが、4位以内に入れば、文句なしにコ・ジンヨン選手を
逆転し世界1位に輝きます。2015年2月に当時17歳のリディア・コ選手(ニュージーランド)が
成し遂げて以来の10代トップです。10代での達成は、リディア選手に続き二人目で凄いこと。
世界ランク1位は、タイ国からアリヤ選手に次いで二人目の快挙で、天才少女に花が咲きます。
2003年2月生まれの19歳のアタヤ・ティティクル選手、初日に「63」をマークし、首位発進
しましたが、二日目は「71」とやや足踏みしたものの、三日目は「67」と盛り返しました。
何と言っても まだ19歳、優勝して世界ランク1位に立ちたいでしょうが、最終日はその
プレッシャーも大変なものでしょう。2位タイには1打差のリディア・コ(ニュージーランド)、
アンドレア・リー(米国)、4位には2打差のリリア・ヴ(米国)、5位タイには3打差で
コーキム・ヒョジュ(韓国)、チェ・ヘジン(韓国)ら強者が、優勝戦線で追走中です。
チェ・ヘジン選手(23歳)もルーキーで、今年の「ルーキー オブ ザ イヤー」を、ポイント
1位のアッタヤ選手と争っています。アッタヤ選手が、もし優勝すれば引き離して、アリヤ・
ジュタヌガーン選手も獲得できなかった「ルーキー オブ ザ イヤー」も獲得できるでしょうネ。
何度か触れていますが、彼女は昨年末の米国女子ツアー予選会を突破し、3月には早々に
初勝利を挙げると、9月の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」で2勝目を挙げています。
世界順位や新人賞レースなどは、考えないようにプレーしているそうですが、ただ、“ゴルフでは
ミスは起きるもの。過去のミスを考えても仕方ないし、次のホールをどうするか考えてプレー
しているだけ” と、メディアに語っています。19歳らしからぬ考えと落ち着きぶりです。
世界ランク1位には優勝して成りたいでしょう。 さぁ~ 今日の最終日 どうなるでしょう。
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