読者の皆さん! いきなり 唐突ですが “EDF” ってご存知ですか?
タイ東北部 (イサーン) の子供の中学校進学を 支援している 「地域開発教育基金」、
The Education for Development Foundation の頭文字を 取って、EDF です・・・
そうでした 「ダルニー奨学金」 と言った方が、分るかも知れませんねぇ~
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<読者の方にも、協力している人 結構 いらっしゃいます…>
詳しく説明しますと… ダルニー奨学金制度は、タイで一番貧しいと云われているイサーン 地方の子供の
中学進学を 支援する 「国際教育里親支援」 なんですネ。 EDFはタイ国政府により正式に承認・
登録された財団法人ですが、24年前の1987年に設立されました。 以来、奨学金の給付や地域の開発
プロジェクトにも尽力しており、これまでに延べ30万人以上の学生を支援し、タイの東北地方19県で
活動しています。 その奨学金は2,000バーツ (約5,500円) が基本となっているようですネ。
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<24年間で30万人の子供達が学べました…>
EDFで預かった2,000バーツを、年間1,500バーツの奨学金として特定の中学生一人に提供され、
500バーツを タイ事務局の運営費に充てているとの事。 卒業までの三年間の支援がベースとなり、
奨学金を 受けている学生のプロフィール、写真、証書が送付され、学生と文通も出来るようです。
さて そのダルニー奨学金という名前の根源となった、ダルニー・シーラオさん (31歳) の近況が
バンコク週報に報じられていました。 現在はEDFバンコクオフィスに勤務して9年目になるとか…
彼女の故郷は東北のウドンタニ県、貧しい家庭に育ったダルニーさんは、7歳の時、奨学金の創設者で
ある秋尾晃正さん (現在 民際センター理事長) に出会い、奨学金事業の切っ掛けになったそうです。
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<ダルニーさんと秋尾さん(右)…>
ダルニーさんはその後、奨学金の支援を受けて高校まで進学し、二年間ほどデパートに勤務しましたが
EDFから誘いを受けて、EDFに勤務しながら夜間大学の商学部を 卒業し、今では ダルニー奨学金事業
コーディネーターとして働いています。 自分の名前が冠になっている って、どんな気持ちなんでしょうネ。
「同じ奨学金を 受けた先輩として、子供たちの良いお手本になれば嬉しい」 と語っていますが、
結構 プレッシャーもあるのかも知れませんヨ。
現在 日本人ドナーの数が減少傾向のようで、「もっと学校に行けない子供の存在を PRしていきたい」 と
言い、将来は EDFで得た知識を 故郷イサーンの発展に活かしたいそうです。 また 自分の畑を 作り、
効率的な農業技術を 近隣の農村住民と共有したいとも、ダルニーさんは 話していましたネ。
ダルニー奨学金のHPはこちら
ダルニーさん、これからも頑張って下さいませ。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_fight.gif)
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野暮な質問でした。
学校を卒業した後の様子なんかは、分かるんでしょうか?