アジアンツアーの2020~21年シーズンが、コロナウイルス感染拡大の影響で昨年3月以降
中断していましたが、ようやく今月から開催されることを、10月9日の当ブログで触れました。
それが来季シーズンからは、10試合増えることになります。新しく設立された「リブゴルフ・
インベストメント(LIV Golf Investments)」が、2022年から10年間、アジアンツアーに
「10イベントシリーズ」として協賛、世界中で試合を開催すると発表しからです。
<グレッグ・ノーマン氏>
リブゴルフのCEOに就任したのは、世界殿堂入りメンバーで、ビジネスマンとしても知られる
豪州出身のグレッグ・ノーマン氏です。リブゴルフ・インベストメントは、サウジアラビア
政府系投資ファウンド「パブリック・インベストメント」が過半数の株を所有していると聞きます。
この新ツアー構想名は 、PGL(プレミア ゴルフ リーグ)、あるいは SGL(スーパー ゴルフ
リーグ)など、まだ仮称ですが、年間18試合を開催予定しています。そのうちの10試合は、
米国が戦いの舞台になり、10試合をアジアンツアーに協賛するといいます。
同社はアジアツアーに2億ドル(約228億円)以上の投資を予定しており、各試合とも
1試合の賞金総額は10ミリオン(約11.4億円)という超高額です。日本で開催された
「ZOZOチャンピオンシップ(賞金総額995万ドル、優勝賞金は179万ドル)」と同等規模の
高額大会が、年間を通じて開催されることになるわけでしからネ。これはビックニュースです。
これで2022年のアジアツアーは25大会以上となりで、賞金総額は史上最高になるでしょうネ。
更に、これら10大会は世界中でライブ配信、また世界中のツアーから出場可能とし、開かれた
ものにするといいます。 もちろんアジアンツアーの賞金ランキングにも加算されます。
<チョウ・ミン氏>
アジアツアーのコミッショナーでエグゼクティブ・オフィサーを務めるチョウ・ミン氏も、
“これはアジアンツアーの歴史上最大の発展になるだろう。選手は世界中でプレーする機会を
得るし、他のプロスポーツと商業的に戦うこともでき、さらに多くの強いゴルファーが誕生
することにも繋がる」とコメントしています。日本ツアーを超えてしまうかも知れませんヨ。
アジアツアーは「リブゴルフ」によって、大きく発展する可能性を秘めて来ました。
アジアンツアーでは、多くのタイ人選手が挑戦していますが、一番一番喜んでいるのは、
タイの選手たちかも知れません。日本人選手にとっても「大きなチャンス到来」と捉える
べきでしょうネ。 来季は、日本の若い選手も、どしどし挑戦してほしいですネ。
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