昨日の6月26日は、現在 193カ国が加盟している国連(国際連合)が定める「国際薬物乱用・
不法取引防止デー」の日でした。それに合わせタイ政府も取締りを強化する姿勢を示しています。
毎年 押収した覚醒剤や麻薬などの違法薬物の焼却処分を、タイ中部アユタヤの施設で行なっています。
ですが 今年は、25.3トンとこれまでで最も多い違法薬物の量で、三日間に分けて焼却するようです。
<今回の量は世界でトップクラスですって>
国内で実施した2,751件の取締まりで押収した覚醒剤24.2トンのほか、ヘロインやコカイン等
約559億バーツ(約1,934億円)に相当するといいます。 押収されてない違法薬物の一部が
日本へ渡っていると考えるとゾッとする怖い話です。 日本は良き取引先だそうですからねぇ~
タイ国内でも 密輸・売買・中毒者、それぞれ問題ですが、特には使用する年齢が低年化し
始めていることでしょう。少し前に、ドラッグパーティーをしていた14歳~19歳の男女
6人が逮捕されています。いくつかの違法薬物を持っており、尿検査の結果、全員から薬物の
陽性反応を検出。そのうちの一人は、つい最近 刑務所から出所したばかりだったとのこと。
<リハビリに励む若者たち>
中には、その危険性を知らずにヘロインなどに手を出す若者が増加傾向にあるといいます。
政府の報告によれば、中毒患者のうちリハビリ・プログラムを受けた15~18歳の若者は
2019年が3,980人で、今年度は昨年10月から今年5月までの8カ月間だけで2,900人を
超えているんだそう。 その大半が新規の中毒患者というから、これは大変な問題です。
中毒患者の3人に一人は若者であり、その大半が「ヘロインは健康に害がない」といった
誤った認識で手を出していたとのことです。これは大麻と勘違いしているんでしょうネ。
更に最近では 皮肉なことに、新型コロナウイルスの感染が拡大した時期からネットを通じた違法
薬物の売買が増加していると見られています。捜査当局が急遽 その対応を強化しているといいます。
警察幹部は ”薬物とカネの受け渡しが別々に行なわれるなど 巧妙に売買している” と嘆いています。
ネット販売が増えているということは、密売人も若年層が多くなっているのでしょう。
政府は改めて、密売組織を解明し取締りを強化する姿勢を示しています。
しかし需要がある限り、いくら検挙しても、麻薬密輸がなくなることはないでしょう。
麻薬組織はあの手この手で密輸や売買を図るでしょうからネ。日本でも言えることですが、
やはり違法薬物の正しい知識と恐ろしさなどの教育が、今 以上に学校や家庭で必要ですネ。
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驚いたのは、ヘロインの密輸でオーストラリアの豚箱に入った経歴があるタマナット君が副党首に選出されたことです。
http://www.newsclip.be/article/img/2020/06/29/42805/47852.html
タイ王国は「麻薬大国」「麻薬天国」として有名ですが、政権与党の副党首がヘロイン密輸の親玉とは・・・世界の笑いモノになるでしょう!
要するに、タイが麻薬大国である由縁は国全体が麻薬に汚染されているということです。
とんでもない国があったもんですね!
https://ameblo.jp/bangkokoyaji/entry-12607688401.html