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バンコクの中華街、ヤワラートはタイの原点かも?

2009年01月27日 | タイの出来ごと、あれこれ
ヤワラートでは昨日から三日間、龍や獅子舞、爆竹やらで、旧正月を祝うイベントで盛り沢山です。
毎年三日間賑やかではありますが、旧正月それぞれの三日間、中国人は行うべき習慣があると聞きます。

一日目はお祈り用の品物や食材等を市場で買って来る日。二日目は先祖の霊がやって来る昼12時までに
仏様と祖先にお供えをしながらお祈りをする日。三日目は幸運が入ってくる日で、十分に遊びを楽しむ日と
なっています。ですので三日目は、幸運を洗い流さないように、と洗髪や家の掃除、洗濯などを一切しない
そうですから、どこのチャイナタウンも買物をする人、遊び目的の親子連れ、恋人同士が集まって来ます。

ここタイは、タクシン元首相のようにお父さんが中国からやって来た華僑の人達でも「首相になれる」という
同化政策を取ってタイ人化し、中国人の経済能力を活用しながらタイ国を強化な国にしてきました。
世界のアチコチの中国人街とは、背負ってきた重みと歴史が違います。

そんなバンコク市の中国人街、ヤワラートは明日が一番人が集まるんでしょう。タイで中国旧正月を存分に
味わうには、日本の神戸・横浜の中華街と一味も二味も違う街、ヤワラートとです。

ヤワラートという地名は、タイ国三大王の一人でもあり現在のタイ国の近代国家の基礎を築いたラマ5世王
チュラーロンコーン王の10代であった「若き王」を意味する「ユパラート」と呼ばれていた名前が
「ヤワラート」となって、地名化しと聞いています。今から約140年から150年前のことです。

そんな背景があるからでしょう、バンコクという大都会もここヤワラートの中国人街から広がり、政治、経済と
共にタイ国を引っ張りながら多くの人材をも輩出して来ました。王室にも中国人の血が流れていると言われ
タイの財閥王・長者番付の上位は皆中国人で、ヤワラート無くしてタイを語れません。今でもここ中華街の
地価は高く、バンコクでもシーロム、スクンビット、サイアムスクエアーのエリアに匹敵するとの事です。

処で、一般的に華僑・華人の呼方の違いは、華僑とは中国生まれで中国国籍を持つ一世を言い、華人とは
居留国生まれで居留国語(中国語も)を話し居留国籍を持つ二世・三世を指すそうです。ですのでタイ国に
住んでいる今の中国人は、華僑という呼び方では無く、華人ということになりますネ。知りませんでした。

日本でも多くの華僑・華人がいますが経済評論家で作家でもある邱永漢氏やプロ野球の王貞治元監督の
お父さんが華僑で、タクシン元首相や王元監督は華人になりますネ。歌手のアグネス・チャンは華僑かな

その華人、タイには700万人とも800万人とも居ると言われていますが、この数字って中国人が約80%
以上を占める人口約460万人のシンガポールを上回る数なんですネ。それが華人系となると、相当な
数になりますもの当然のこと、タイでは華人の影響力は強く、経済界を、政治までを牛耳っちゃう訳です。

タイの原点でもあるヤワラート、明日までが賑やかさのピークです。ちょっと覗いてきましょうか。



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