先月でしたか、米通商代表部が発表した 知的財産権侵害国の特定の報告で、タイは5年連続して、
知的財産権の保護が不十分な 「優先監視国」 に指定されていますネ。
「優先監視国」 は、タイ・中国・ロシア・アルジェリア・アルゼンチン・カナダ・チリ・インドネシア・
イスラエル・パキスタン・ベネズエラの計12カ国でしたが、カナダが入っているのは意外でした。
<こんなことで、世界の仲間入りを してはいけないよ…>
米通商代表部は、知的財産権保護に向けたタイ政府の姿勢は評価しているようですが、関連法の整備が
進まず 取り締まりの努力も 不足するなど、実質的な前進は見られていないと 指摘しているそうです…
確かに 偽ブランド品や海賊版ソフトが氾濫する状況は変わらっておらず、映画館でビデオカメラによる
映画の撮影が頻繁に行なわれるなど、一部では状況が 更に悪化しているとも 聞きますものネ。
昨年 後半から今年にかけて、スクンビット通りやシーロム地区という中心街で、児童ポルノのDVDや
VCD等が公然と販売されていることに対し、内外から政府の対応を 批判する声もあがっていました。
<これらの商品は、夜の繁華街で…>
また スリウォン通りにあるドラッグストアでは、バイアグラなどのED治療薬の偽造品が押収されています。
この店は タニヤ通りに近いこともあって、もっぱら 日本人が多く利用されている、なんて噂も… (苦笑)
5月中には、デザイン、ビジネス管理などの海賊版ソフトを 使用していた6社も 摘発されていますネ。
包装材、家具、金属部品、砂糖、機械のメーカーで、その内の数社は年商5億バーツ以上だったとか…
まだ こんなことが続いていますから、毎年 行なわれている、ソフトウェア業界団体のBSA (ビジネス・
ソフトウェア・アライアンスー本部ワシントン) のソフトウェア違法コピーの調査でも、NGを 出されて
<タイは厳しい評価を 受けています…>
しまっています。 今年で8回目になるようですが、2010年の世界の各国・地域116カ国のコンピュータ・
ソフトウェアの違法コピー状況を まとめて発表していますネ・・・
この報告によりますと、タイの違法コピー率は73% (昨年75%) と、4年連続して前年を 下回ったと…
市場規模が拡大し、損害額は前年の6億9,400万ドルから7億7,700万ドルに増加し、世界で15位とか…
<ソフトウェアは秋葉原と言われるバンティック プラザで…>
全世界の違法コピー率は、前年比1ポイント低下の42%、損害額は587.5億ドルになったようです。
違法コピー率が世界で最も高かったのはグルジアで93%、最も低かったのは日本・米国・ルクセンブルクの
3カ国で20%でした。 他のアジア諸国の違法コピー率では、インドネシア87%、ベトナム83%、中国78%
インド64%、マレーシア56%、香港45%、韓国40%、台湾37%、シンガポール34%となっていましたネ。
ソフトウェアだけでなく、タイは 他のDVDやバイアグラなどを 含んだら、もっと上位に 来るでしょうねぇ~
そろそろ この辺は改善させないとねぇ~
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