子供の日に合わせて、アデコ・タイランド社は「好きなアイドルは?」という調査も、
7歳~14歳の2,684人を対象に行なっていました。 昨日からの続きなりますかネ ・・・
タイの子供に一番の人気者は、昨年末の大晦日にNHK紅白に出演し、姉妹グループのAKB48と
共演した「BNK48」でした。CMにイベントに引っ張りだこで、今や国民的アイドルグループと
なっています。メンバーの中での1番人気は、キャプテンのチャープランさんでした。
そんな反面「子供の日」には、いくつかの問題点も指摘されます。大都市の賑やかな街並みを
見たり接したりしていては分りませんが、恵まれない子供たちも多くいることも事実です。
政府系のタイ健康促進基金の調査によると、労働を余儀なくされている子供は2万5千人も
いるそうです。 児童労働の背景には当然 貧困の問題がありますが、バンコク周辺にも
多くのスラム街があります。ですので、タイ語の読み書きが不十分な子供も多く存在します。
<バンコク市内のスラム街>
また皆さんもこんな光景を見たことが ・・・ 朝夕のバンコクの大通りで信号待ちをしていると、
幼い子供らが停車中の車窓を叩き、手に持った花輪を売り歩く光景です。周りを見ても保護者
らしき人はいません。信号が青に変わって車が動きだすと、慣れた様子で歩道をはけていきます。
裏で親やある組織がやらせている、なんて声も聞きますが、現実として学校へ行きたくとも
行けない子供たちがいます。 日本も今、富める者と貧しい者の格差が社会問題となって
いますが、日本とは比較できなほどの格差がタイには存在しているのは事実です。子供の日に
なると、笑顔の明るい子供たちを見かけますが、花売りの子供たちも思い浮かべてしまいます。
いつでしたか、こんな教育方法を行なって 世間では 意見が賛否両論に分かれていました。
学校に行けるのに行きたがらない子供への教育です。ある両親が「もし勉強しなかったら、
どんな生活をしなければならなくなるのか」を、10歳の娘に学んで貰おうとしたのです。
両親はある大きな交差点で、娘に揚げバナナを売らせたのです。娘は2往復歩いて、揚げバナナを
4袋売った後、自分の考えが間違っていたことを認め、勉強した方がいいことを理解したといいます。
学校に行って勉強したくなくて、学校に行きたくないと言う娘に対して母親は、はじめは言って
聞かせました。「行かなくてもいいよ、そうしたら勉強もする必要が無いからね。でもお父さんと
お母さんはあなたに教育を身に付けて貰いたくて、働いているけど、あなたが勉強しないことを
選ぶなら もう働かないし、あなたも社会に出て働いて自分で生活する必要があるのよ」と。しかし
言っても効果が見られず、実際に体験させる必要性を感じ、バナナ売りをさせたと述べていました。
父親は、監督する形で、娘と一緒に、バナナを売ったといいます。贅沢と我儘になってきた娘に
現実の生活の厳しさを学んで欲しかったらしいのですが、これも “タイならではの話” ですネ。
でもタイには、そんな子供たちが実際にいるだけに 教育方法としては問題視する識者もいます。
「子供の日」って、 いろいろと考えさせられることも多くなります ・・・
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