名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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改元10連休でビジネスマンを襲う「史上最大の五月病」がやって来る!

2019-05-05 | 労働ニュース
■五月病から四月病へ
――平成から令和に代わるタイミングで10連休となります。でも休みが長すぎて、新入社員をはじめとする若いサラリーマンたちを「史上最大の五月病」が襲うんじゃないかと編集会議で話題になりまして。

今日は、ビジネスマンのメンタルヘルスに精通する産業医の大室正志先生に警鐘を鳴らしていただけたらと思います。

大室 史上最大の五月病ですか。ないと思いますよ。

――まじかよ。いきなり企画の全否定! 

大室 私の経験では五月病は減っているんですよ。

――そうなんですか?

大室 まず五月病について解説しますね。これまでの新卒一括採用・終身雇用、つまり「学校を出て最初に入った会社で一生働く時代」に社会人になった人は、「ここで足を踏み外したら自分は一生、社会の落伍者になる」というプレッシャーが非常に強かった。特に入社直後の4月は、たとえ本人が自覚していなくてもずっと緊張していて、研修を受けているだけでも緊張が続き、疲れがたまるものです。

そんな状況でGWに入ると、一日や二日の休みでは気づかない疲れが、数日休んで緊張の糸がほぐれることで顕在化し、心身のバランスが崩れる。そして連休が明けても体調が戻らず、会社に来られなくなる。これを五月病と呼んだわけですね。だから確かに新入社員が多いけど、社内の人事異動で勤務環境が変わった人にもよく起きるし、当然、夏休み明けに発症する場合も多いです。

――そんな五月病が減っているのはなぜですか。

大室 今、私が産業医の現場で感じるのは、パワハラはおろか、まだ現場に入る前のオリエンテーションしかやっていない段階でも、「ここ、ちょっと違うな」と思っただけで会社に来なくなる新入社員が、この⇒続きはコチラ・・・・

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