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「自分の身は自分で守る」ブラック企業に対抗するための「実践的な労働法教育」とは?

2014-09-15 | 労働ニュース
「本屋に行くと、『残業代の浮かし方』『社員を安く使う方法』といった本が売られています。そこに必ず書かれているのが、固定残業制の話です。これは、入社した後で『あなたの給料には残業代80時間分が含まれています』などといって残業代を払わない働かせ方です。一見給料が高いように見せかけて、時給換算すると最低賃金レベルという場合も多いです。


この固定残業制は、会社と社員の間で合意がなされていれば、『契約自由の原則』によって即座に労働基準法違反とはならず、労働基準監督署も取り締まりません。


一度合意してしまうと、後で会社と争うことは非常に難しい。会社としても『22歳~23歳の社会経験もない若者が訴訟など起こすはずがない』と見切っているために、こうした手法が横行しているわけです」


今野氏は「大手の企業であっても、社員を違法に働かせて使いつぶすというやり方は新興企業を中心に増えています。『たまにひどい企業にあたる』というレベルではなく、もはや全般化しています」と強調した。

「自分の身は自分で守る」ブラック企業に対抗するための「実践的な労働法教育」とは?
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