物欲王

思い付くまま、気の向くまま、物欲を満そう

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Nikon F6の使用感

2006-04-18 00:29:56 | 写真/カメラ
ニコン製フィルムカメラのフラッグシップ機であるF6を手に入れてから早いもので1週間あまりが経ちました。まだF6で試し撮りしたフィルムをDPE店に取りに行っていないので、カメラ単体の印象を思い付くままに書いてみたいと思います。

買ってから気付くユーザなど僕くらいなのかも知れませんが、意外なことにF6のファインダーは従来のF一桁シリーズと異なり外すことが出来ません。僕は交換ファインダーを使いこなす程ではないものの、掃除をするときによくファインダーを外してゴミを取っていたのでF6の一体型ファインダーにはゴミがたまり易いのではないかと買って間もない今から若干不安です。一般のF6ユーザーは気にならないのでしょうかね。

ちなみにファインダーと言えば、ファインダー正面の「Nikon」のロゴがF6ではイタリックになっているので、F3等の昔の機種と比べると安っぽく見えるような気がします。もっともロゴが変わったのはF4辺りからだった気がするので、単に僕が時代に乗り遅れているだけかも知れませんね。

時代に乗り遅れているという点では、自動巻き上げにもちょっと面食らっています。今まで使っていた一眼レフはすべて手動で巻き上げるタイプだったので、F6のようにサクサクと自動で巻き上げられてしまうと、必然的に写真を撮るペースが速くなってしまい、あっという間にフィルム1本を取り終えてしまいます。これは自動化によって写真を撮るのが楽になったとも解釈できる一方で、1枚の重みというか、1枚取るために費やす自分の意識が薄まっているとも考えられるので、趣味の道具としては退化してしまっているとも言えます。記念写真のようなあまりミスをしたくない場面ではF6は頼もしいのですが、純粋に遊びで写真を撮るとなるとちょっと味気ない気がしないでもありません。

文句ばかり書いていますが、実はAFレンズをまだ1本も持っていない僕はF6の性能・機能の1割も利用できていないと思うので、近いうちにAiレンズ以外のNikkorレンズを手に入れてF6につけてあげたいと願ってやみません。

# とか言いつつマニュアルのレンズを買ってしまいそうですが...


Nikon F6 一眼レフカメラ

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コメント
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