以前この動画を観て知った萬龍という中華屋さんに行ってみたいとずっと思っていたのですが、先日ようやく訪問することができました。
お店の場所は非常に分かり易く、新御茶ノ水駅のB3出口を出て右に曲がれば、すぐに黄色バックに赤字で書かれた「萬龍」の店名が視界に入ってきます。
お店にお邪魔する前の僕の予想に反して、肉玉炒飯はかなりしっかりとした味が付いていて、街中華に期待する味のすべてが詰まっているような逸品でした。
お米一粒一粒の分離感が素晴らしく、本職の方でなければ、こうもパラパラには仕上がらないのではないでしょうか。
また、大きなシューマイが2つも添えられていることに驚きました。お店の方が餃子と間違ってシューマイを載せてしまったのではないかと肉玉炒飯のお皿が提供されたときには思ったのですが、後から別皿で餃子が運ばれてきたので、大粒のシューマイ2つは標準トッピングということなのでしょう。
他のお店であれば炒飯だけで料理の一品として十分成立するにも拘わらず、豚肉・玉子焼き・シューマイが炒飯の上空に所狭しとならべられているなんて、贅沢としかいいようがありません。
餃子はニンニクの味がアクセントとしてはっきり効いていて、あまり他のお店では食べたことのない味でした。もっと早い段階でビールなどと一緒に食べるか、ある程度食事を済ませた後に、最後のまとめとして食べたい餃子だと思いました。
チャーシューエッグはチャーシューの枚数を指定できたようです。注文時に店員さんから「1枚ですか?」と聞かれたので、チャーシューエッグ一皿という意味に解釈してしまったのですが、恐らくチャーシューの枚数を聞かれていたのだと思います。このチャーシューは箸をすっと吸い込んでいくほどに柔らかく、店員さんに枚数を尋ねられたときに1枚と答えた自分を恨む結果となりました。
なお、冒頭の動画で平子さんが飲んでいたレモンサワーは「お疲レサワー」と店員さんに伝えないと出してもらえません。うろ覚えで平子さんが飲んでいたレモンのたくさん入ったお酒を飲みたいなと思い、店員さんに「レモンサワー」をお願いしたら、ごく普通のレモンサワーが出てきました。チャーシューの枚数に続く、二つ目の失敗でした。
初回訪問でいろいろと学んだので、次回は今回の経験を活かして萬龍を堪能したいです。