せがるーんが、何処までを覚えていて、
何処からが分からなくなっているのか…とか、
普段から会話が出来るわけではない相手なので、
具体的な確認をすることは難しいです。
耳もとても遠くなり呼んでもスルーなこともしばしば。
目は年齢なりの衰えはあるものの…不具合はないので見えているのでしょうが、
それを扱う脳が注意散漫状態な為か、
見落としたり、意図をもって確認するようなことが出来なくなっています。
こんな事を目の当たりにする度、
生き物は各パーツが問題なくてもそれではダメで、
それを統括する部門に問題が生じると…
たちまちその機能が十分に働かなくなることが分かります。
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出かける準備を始めると、同じ準備でも、
仕事の時はスルー。
一緒に出かける時は、何か雰囲気で分かるのか…
落ち着きが皆無になり、徘徊が酷くなったりします。
かつての旅を思い出して、
高揚する気持ちが胸に在るなら嬉しいなぁ…と思いますが、
本音の所…
今のせがちゃんが、何処まで理解して過ごしているのか。
それを図り知ることは出来ないのです。
寂しいことだけれど、でも。
そこまで共に過ごせた証でもある訳で。
毎日、複雑な気持ちで…共に過ごしています。
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