うぃるの皮膚治療の過程をまとめています!
通常のアホモードとは異なり、重たい内容ですので、
苦手な方はスルーしてくださいm(__)m
病理に提出する皮膚片は、
右手肘、右手甲、右足踵、右頬、右唇
計5ヶ所から採取しました。
*
病理検査に出したことで、
病変の本質が見えてきました。
以下、そのままの文面です。
◇
5ヶ所の皮膚組織は、ほぼ同様の所見を示す。
真皮領域では、少数の「好酸球」、「肥満細胞」が散在性に浸潤し、
僅かに「リンパ球」が混在して認められる。
表皮に著変は観察されない。
<コメント>
5ヶ所の皮膚組織では、軽度の慢性真皮炎がみとめられ、
少数の好酸球、肥満細胞が観察されるため、
アレルギーに関連した病態であると推察されます。
◇
このことをふまえ、S先生が悩まれていたことは、
「痒みを伴っていない」こと。
アレルギーという所見で痒みが伴わないことは、
非常に稀である…との事なのです。
簡単に説明をすると、
「肥満細胞」の中にはヒスタミンが含まれている。
※ヒスタミン→ 動物の組織内に広く存在する化学物質。
普通は不活性状態にあるが、ある刺激により活性型となり、
血管拡張を起こし不随意筋を収縮する。
またかゆみや痛みの原因となるともいわれる。
その「肥満細胞」には沢山の鍵があり、
なんらかの形で鍵が合い、解錠されてしまうと、
痒み成分ヒスタミンが解放され、活性化してしまう。
それを抑えようと「好酸球」が集まる。
※好酸球→アレルギーの制御を行う白血球球の一種。
ヒスタミンを不活性にする働きをもつ。
この構成を理解しただけでも、
痒みを伴っている筈なのですが、
うぃるは、痒がっていない。
そして「リンパ球」が居る…という事は、
なんらかの炎症が起きている、と推測できる。
アレルギーの所見なのに「痒みがない」
そこで、アレルギーから一歩引いて…
「好酸球」の集まるもうひとつとして、
「ニキビダニ」を疑ってみる事に。
※ニキビダニ→常在虫ではあるが、数が増えると悪さをする。
そこで、「ブラべクト錠」を試してみることに。
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※ブラべクト錠は、通常のノミダニ対策でも飲ませる薬
近年の報告データによると「ニキビダニ」にも上手に効果を出すことが解ったそう。
成分も安心できるもの…との説明でした。
まずは、ブラべクト錠での経過をみつつ…
「ニキビダニ(常在虫)」の増殖であった場合でも、
はたまた、違う要因を探る意味でも、
常在虫、または、常在菌の増殖を許す…ということは、
表皮の免疫が下がっている ことを念頭に置き、
考慮しつつ、対策をしてくことに。
そして、この段階で、約1ヶ月続けてきた、
抗生物質の効力は切れている形になる。
抗生物質の効力で治まりをみせている病変が、
効力切れによりどう変化し、
はたまた、要因の1つと疑っている
「ニキビダニ」に効く投薬で、
病変がどう動くか…を観察する1週間に。
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