Mさまと昼間に訪れた際に、
「この日が夜間のライトアップ初日」…と知った、青い池。
これまでも、晩秋旅に切り替えてからは、
何度もチャンスは有ったけれど、結局訪れる事はなく月日は流れ。
己の病が分かり、次回が必ず在るとは言えない現状。
ならば…行くしかない!
お宿で犬達の食事&歯磨きを終えて、いざ
上富良野から美瑛まで。
己の車の明かりが頼りの、真っ暗闇の道程を進む。
夜間は特に…鹿と衝突のリスクもある
※今年は鹿衝突事故が多発しているらしい!※
リスクを考慮し、それでも行くと決めた時から…
もしかしたら、何かに憑かれていたのかも知れない?
*
ライトアップは17-21時。
到着は20時ちょい前。
私の車が滑り込むと同時に大きな駐車場から、
観光バスが1台走り出して行った。
ブレてますが、広い駐車場には私の車1台のみ。
青い池の側道(林道)は足元も悪いので、犬達を車内に残し向かう。
想像以上に暗い。
ライトアップは池を左から右へ、ゆっくり移動させて照らし、
ライトの青も濃淡を変えるようにプログラミングされている様子。
そして一周すると十数秒、暗闇に落ちる。
側道側にライトが向いている時はまだいいのですが、
ライトの方向が反対側を照らすと足元も見えない闇。
スマホの明かりを頼りに歩く。
何かに突き動かされるように…歩く。
でも…ふと思う「今、本当の独り」だと。
山の奥、森の中の池の際、林道を独り歩を進めている。
その孤独を自覚したと同時に、
不思議な感覚…に気が付く。
「なんか…独りじゃ…ない?」不思議な感覚。
昼間の、林道に感じた人が溢れる気配…が周りに在る。
独り…なのに…。
この辺りから鳥肌が立ってきて、
早々に写真を撮って戻ろうと、カメラを構える。
パシャパシャパシャ… 数枚撮った後、
突然のエラー表示…!
シャッターが下りなくなり、
もう、怖くなって早足で駐車場へ戻り、お宿へ
(犬達は爆睡中でした…)
*
戻ってすぐカメラを確認…すると、普通に撮れる。
↓ その写真…。(生活感出ていたので、ぼかし加工入れてます)
後に友人に聞くと、
カメラは気温により誤作動を起こす事は有る…と。
私も確かにその経験は有るのだけれど、この時、現地気温は9度。
正直言って…誤作動が出る温度ではない……えーん!
冷静に考えれば、
「立ち枯れた木=死」そして「水辺」「機械の不具合」
これって…。
と、ちょっと怖く書いてみましたが、私に霊感はゼロ
実際は大きな自然の中に独り、身を置いたことで、
より際立った孤独と共に、
畏怖の念を抱いたのかな…と感じています。
貴重な体験。
「命は孤独」であり「生きる本質を見出すのは自分自身」
そして「生かされている意味」を知るということ。
…を改めて提示されたような気がしています。
今の私には、必要な問いかけの様にも思えたのです
おコギ好きの貴方…
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