* コーギーな生活へようこそ *

ななみ(血管肉腫)もりし(急性腎不全)うっちー(肺水腫)うぃる(脳腫瘍?)、せがーる・しおり コーギー姉妹の徒然日記。

何故認知症になると狭い所にハマるのか…。

2024-04-11 | 認知症/シニア生活*せがーる

認知症が進むと「後退が出来なくなる」

これはよく聞くお話です。

その他にもいくつかチェック項目があって、

認知症である…という結論に至る訳ですが、

今日はそのお話では無くて、

何故、認知症になると狭い場所にハマるようになるのか…というお話。

 

上に記した理由、後退が出来ない訳だからハマるよね、と

捉えてしまうのはちょっと安易かも知れません。

 

 

これは先日の写真ですが…

せがーるの行動を日々チェックしていると、

わざわざ自ら狭い場所を求めていることが分かります。

これは何故なのか…。

 

先日、食育のJ先生にお聞きした所によると、

犬の脳はまだまだ人の脳ほどは研究が進んでいない点が多いので、

全てを解明できている訳ではないそうなのです。

このことを前置きした上で考察していくと、

どうやら人の認知症の場合、

漠然とした不安を抱えている事が多いのだそうです。

認知症に陥っている訳ですので、

これまで生きてきた形から逸れたまとまらない思考回路は、

生き物にとって「不安」という要素になる様なのです。

 

これを犬に置き換えた時に、

犬本来の性質、すなわち動物としての本能を考慮すると、

漠然とした不安を抱えているからこそ安心を得たいために

「安心して過ごせる穴倉のような場所」を動物の本能が求めてしまう。

※身を安心して隠せる巣のような意味

でも認知機能の衰えで「後退」が出来ないのでハマる。

という事なのではないか…と言うお話でした。

 

人の徘徊も、漠然とした不安が原因になっている事も多いとか。

…とすると、犬の徘徊もこれに当てはめることが出来そうです。

 

きっと認知機能の衰えが顕著になるほど、

犬らしさ…というか、

動物の本能が優位になってくるのかも知れません。

 

本来の暮らしの様に過ごせない…

思うように生活出来ないもどかしさは、

人も犬も…生き物であれば皆同じですよね。

 

上手に支えてあげられたらいいな、と日々…勉強中です。

    よろしければ、ぽちっと…お願いします^^

 

  

  闘病生活、応援お願いいたします。

 


コメント    この記事についてブログを書く
« お墓参り | トップ | アナタは誰? »

コメントを投稿

認知症/シニア生活*せがーる」カテゴリの最新記事