虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

学習のタイミング

2009年04月14日 | ひとりごと
こたが3歳を境に、数字を覚え、ひらがなを覚え、そして今アルファベットを覚え始め、どんどんと知識量を増やしていくのに日々感心の毎日。

そして、何となく抱いてきたある種の考え方にも、疑問を感じるというか、確信を持てなくなってきたんです。

それは「英語を習うならまず正しい日本語を身に付けてから」という類。

こたは数字・ひらがな・アルファベットの順に興味を持ち、覚えていったんだけど、だからといって数字が終わったから次はひらがなっていうんじゃなくて同時進行的にやっていた。

「Aが終わってからB」ていうのは大人の感覚で、知識伸び盛りの3歳児にとっては「AもBも」で身に付けられるみたい。

要は、興味を持った時に、興味をそがないやり方を、興味を損なわないペースで、興味を伸ばす関わりの中でやれば、複数のことをやっても何ともない。

覚える順番も覚え方も本人次第。

あとは、親がこの先のためのベースができればと割り切って、多くを求めなければ負担にもならないんじゃないかな。

そうすると、前に立ち読み程度に読み流した「幼稚園では遅すぎる 人生は3歳までに決まる」(井深大著・サンマーク出版)に書いてあった「学習の基礎は3歳までに出来上がる」という意見も、実感として理解できるような気がします。

生活の中で自然に興味を持つことこそ、学習の基盤であり、時機なのではないでしょうか。

だからこそ、親としてこの時期を看過しないようにしなくては。