虹の向こうに

4人の子どもの父親をしています。
リバ剣、段位は三段。
なぜか少年野球の監督してます。

この地図・・・

2009年09月03日 | 育児
「折りモデル」という折り紙があります。

順番通りに折っていくと、バスになったりトラックになったりするというもの。

で、その折りモデルに付録として折り紙8枚分サイズのプレイマップの紙が入っていて、ミニカーなんかも使いながらこたりさで遊んでおりました。


ある日、こたが拡げっぱなしにしたその地図を、りさこが勢いよく引っ張ったため、折り目から1/4ほど破けてしまいました。

こたは拡げっぱなしにしたことを棚に上げて泣いて怒る。

りさこは笑って逃げる。

それ以上の争いを避けるため、直すまでというつもりで二人の手の届かない所へ避難させました。


少したったまたある日。

何かの拍子にりさこの手の届くところにその地図が行ってしまった。

見つけたりさこは容赦なくとどめを刺し、その地図を真っ二つにしてしまいました。

そのときはこたが気づいていなかったので、そーっと隠しておきました。



そしてさらにたったある日。

ついにこたが二つになった地図を見つけてしまった。

これは泣いて抗議するに違いない。

そう思って固唾を飲むかのように状況を見つめる両親。


ところがこたは・・・

「あれ!? 地図が二つになってる・・・」と、独り言のように静かにつぶやいた。

(ん!?)と両親が拍子抜けをしていると、破れた片方をまじまじと見つめながら・・・


「この地図は・・・ぴれてます」

さらにもう片方もみつめて「こっちも・・・ぴれてます」

ぴ、ぴれてるって!!

両親意表を突かれたこともあり腹を抱えて大爆笑。

笑っている両親を見て楽しくなったこたは、その後地図を見ては「ぴれてる」を繰り返して喜んでました。