虹の向こうに

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「練馬城址公園」計画、反対!

2011年12月27日 | ひとりごと
東京都の都市整備局が、平成18年3月に策定した「都市計画公園・緑地の整備方針」の改定を12月26日付で公表しました。

そのなかで、防災機能を強化するとした整備方針の一環として、「現在避難場所に指定されており、今後もその機能を確保すべき練馬城址公園、高井戸公園の整備に着手します。」とされています。

何気なく示されている「練馬城址公園」。
実は「としまえん」のことなんです。

都はとしまえんを買収して緑地・防災公園に整備しようと計画しているわけです。

経営が傾き、売却を検討している遊園地ならまだしも、通常に営業している遊園地を買収しようとは、しかもまだ買収も決まっていない土地を整備する計画を策定するとは、一体何を考えているのかわかりません。

としまえんを買収するだけでも数百億という金額が必要で、それに加えて公園整備の費用がかかるわけですから、膨大な資金がかかります。

もちろん、その財源は都民の税金です。

巨額な税金を投入し、市民の憩いの場として営業されている遊園地をわざわざ公園として整備するなんて、無駄としか思えません。

防災公園として機能できる大規模公園が近隣にある(光が丘公園・城北中央公園)のに、という意味でも疑問です。

防災機能を強化させたいなら、わざわざ買収・整備しなくても、としまえん(親会社の西武)と、災害時に避難場所として都民や帰宅難民が使えるように防災協定を結べば済む話です。

そして、園内の土地の一部を借り受けるか譲り受けるかして防災倉庫を作ればいいのです。

平時は遊園地として営業することで環境整備がなされるのもメリットになるでしょう。

もし公園として整備されれば、広大な敷地の環境整備にも税金が投入されることになるからです。

何でもかんでも「公」が負担する(できる)時代はとうに終わりました。

都にはもっと現実的な施策を打ち出してもらいたいものです。

参考:「「都市計画公園・緑地の整備方針(改定)」の公表について」(東京都都市整備局のページ)

「としまえん」「豊島園」という文言を一切使っていないのがミソです。

ボクはそれをペテンと捉えます。



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