当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

『家康と慶喜』徳川家と静岡展

2010年12月25日 | 日記
静岡市美術館の『家康と慶喜』徳川家と静岡展観てきました

今回は徳川さんだから静岡も気合い入ってるんですかね~期間前後半でかなりな入れ替えをおこなうということで…
後半の展示…気になる

展示物は、久能山・日光東照宮や徳川記念財団のモノを中心に、各方面の寺社や博物館からお借りした物です。

家康関連の展示が半分、あと半分が慶喜と家達関連の展示が半分。
きっちりスペースも別れているので、まぜこぜ展示ではありません。

個人的には…やっぱり家康様のスペースに食い入ってしましましたね~
鎧にしろ絵画にしろ…
関ヶ原や長篠の合戦図屏風は、無駄にハマりました(笑)
合戦図屏風って、武将の名前、親切に名札つけて描いてあるじゃないですか
なので、じっくり見ると、描きわけがちょっと面白かったり。
家紋忘れてても、名前見れば「あ!そうだった!」なりますしね。

残念だったのは駿府城下町屏風…右・左隻、期間の前後半で交代で出すんですが…有名なポイント占めてるのは左なんだよなのに今は右~
仕方ないんだけどね…
なんか、解説されてる部分が全部左隻だと、ちょっと切なかったよ…
駿府城も浅間神社も富士山も左隻って…右隻だけで駿府ってわかるポイントどこだよ

慶喜スペースは、やはり文化人ならではの、写真や絵画、能筆などの展示でした。
本当に字、素晴らしんですよね~慶喜さまは
『誠』の掛け軸、これは本当に魅入ってしまう素晴らしさでしたよ
あの勢いとバランス、いいわぁ~
細めの字より、太い字のが、個人的には好きでしたね。なんか、勢いの問題?うまいんだけど、細い字だと迫力が足りなくて…

あと、絵画の師になる、中島仰山のシビマグロの大きな絵。
これがちゃんと青光りした色がつけられていて、どう描いたのか気になってしまいました
やっぱ銀を使ってるんだろうけど、それならよく酸化で黒くならないなぁ…
この魚の絵、後半はシャケになるみたいですが、めっさリアルですごいです。特に色。感心して観てしまいましたよ

後半、もし行けるならまた行きたいけど…キツイかなぁ
ちなみに次回開催の棟方志功展も行きたい次も楽しみだ