当方見聞記

旅と舞台・ライブ話を気ままに書いてます

青葉城

2011年01月13日 | 日記
瑞鳳寺行ったら、次はもちろん伊達様の居城仙台、青葉城に行かなきゃですよね~

坂道をあがり、大手門・石垣を越えたら詰門跡の護国神社の鳥居が。

ここでるーぷる下車。

越えてきた石垣達に未練を残しながらもまずは中へ。

まずあるのは仙台城見聞館。
ここではボランティアガイドの方が定期的に解説もやってくれています。

発掘調査によってわかった石垣の構造の解説や、仙台・政宗の歴史の概要ビデオなど、青葉城がどんなものだったのかを簡潔に説明してくれる場所です。
石垣の説明に関しては、わりとしっかりしていますね~
ビデオでも、石工職人の方の作業の説明とかあるし。
以前も見たことあるはずなのの、結局また最前列でガッツリ見てしまった(笑)


見聞館出たところからちょっと行ったところは、現在の仙台城の中で唯一、城下と石垣が写せるポイントです
道を走るで、石垣の高さわかりますよね

そして仙台城のメインと言えば…



まぁこれでしょう(笑)

政宗様の銅像

 
せっかくなので、寄ってみたり、バックショット撮ってみたりしときました。
後姿、町見下ろしてますよね~今でも仙台の町を見ているんだぜぃという演出なんだろうな、あの位置は

その後は青葉城資料展示館へ。
 
書状などの貴重な資料から、鎧やジオラマまで、意外とハマる展示がされています。

しかしここの売りはそれよりもバーチャル仙台そしてCG映像「仙䑓城~だって本丸だもん」

いや~なかなかふざけたタイトルですが、出来は見事ですよ
CGのすずめキャラはちょっぴりどうかと思うけど、あの再現は素晴らしいと思いますね~
せっかく廃城令の新政府の売り飛ばし大作戦の魔の手を逃れて残っていたのに、第二次大戦ですべて失いましたからね…
再現見ると、本物見たかったよなぁ…としみじみ思います。
清水寺のような懸造の本丸とか、本物の姿、見てみたかったよ
ちなみに現在の政宗公の銅像の右前あたりくらいに本丸はあったそうです。
そこ、下見ると軽~く?切り立った崖みたいになっているので、興味があれば覗いてみてください

資料館を出たら、いざ、博物館前停目指して(博物館はすでに休館)、城郭見物散歩へ



詰門横の石垣。見聞館の辺りから見える石垣です
経年劣化で形が崩れてきた石垣を、平成9年から修復して、現在のような綺麗な形になりました。
切込接と呼ばれる隙間のない綺麗な積み方が特徴。隅石は江戸切の技法になっています。
発掘調査で、政宗時代に造られた石垣が下に発見されましたが、その頃はもっと荒い目で石を積んでいたので、わりとすぐに地震で崩壊してしまったので、現在の積み方で修復したようです。

山を降りると、最後に復元された大手門脇櫓が見えてきます。
からこれが見えたから、帰りは歩くと心に誓っていたのよね~

まぁ別に中を見学できるわけではありませんが、仙台城で唯一復元された建物になります

道路挟んで向かいには大手門の跡。
 
この石垣は、修復とかされていない、当時のままの姿なんです。

少し下側から撮った写真。

櫓横からだと高さないように見えますが、見る位置変えれば、結構な高さがわかります。

ちなみにこの大手門跡のところには政宗公以外の有名人が。

支倉常長。
政宗が貿易とか考えてローマに送った慶長遣欧使節のトップです。
ま、行ってる間に日本が禁教令でキリシタン弾圧始まっちゃったから、せっかくローマで頑張ってきたのに、その成果を繋ぐこともできず、ただ大変な目にあっただけになってしまったという、ある意味悲劇な凄い人…


博物館前のバス停の脇には、木に埋もれて、石碑があります。

片倉小十郎邸跡の碑。
せっかく作ってあるのに、あれじゃ気づかない人も多いんじゃないでしょうかねぇ