バボザル

『我が生涯に一片の悔いなし』を目指しているのですが、なかなかそうはいきません・・・

夢の舞台…

2020年05月21日 | ファミリー

昨日、夏の全国高校野球の中止が決定しました。

 

次男坊が幼い頃から夢見ていた甲子園でプレーするということが、まさかの形で終わってしまいました。

 

次男坊が高校に入学してからは、あえて野球の話題にはふれてこなかったのですが、今回だけは…

 

幼い頃から近所の子供たちと神社の広場で毎日のように野球を楽しんで、

小学校に入る頃には町内の野球チームに入り、

その頃は冗談のように『甲子園に行くばい!!』と言っていましたが、

小・中学校と馬鹿が付くほど野球にのめり込み、中学3年生になる頃には甲子園へという思いが更に強くなり、

県内でも指折りの強豪校へと進学し、親元を離れて現在通う高校で野球づけの毎日を過ごしています。

 

昨年の夏は甲子園への出場を決めて、補助員としてベンチ入りメンバーの補助をしながら甲子園で練習することで

甲子園の土を踏むことができましたが、その経験でより一層甲子園でプレーをしたいという気持ちが増したようでした。

この冬のトレーニングで体格も一回り大きくなり、

親としても息子が甲子園でプレーする姿を見てみたいという思いが…

 

そして、

2月の中旬に送られてきた夏の大会までのスケージュールを見ると、

毎週のように練習試合、公式戦、県外遠征と…

これからベンチ入り、レギュラーをかけて忙しくなるぞぉ~という矢先でした。。。

 

まさかの新型コロナウイルス・・・

 

すべてのスケジュールが白紙になり…

試合どころか、3年生になって一度もチーム練習が出来ない状態…

もちろん、夏の大会の開催を信じて自主練習は出来る範囲でやってはいましたが…

 

昨日の夏の甲子園中止の決定。。。

 

なんともやるせない・・・気持ちの整理がつかない状態です。

 

次男の心境を考えると、なんと声をかければ良いのか…

大会中止が決定した翌日ですが、今日もチームメイトと公園(学校のグランドは使えないので)に練習をやりに行くといってました。

簡単に気持ちを切り替えることは難しいのかもしれませんが、仲間と野球をやることで気持ちを紛らわしているのでしょう。

 

甲子園という夢の舞台は儚くも散ってしまいましたが、

甲子園を夢見て辛い練習にも耐え、切磋琢磨した素晴らしい仲間に恵まれたことは

これからの人生でなによりもの宝になることと思います。

ありきたりですが、今はそう願うばかりです。

 

 

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