祇園、暴走事故

眠たくて、眠たくて、朝から何杯コーヒーを飲んだだろう。
１２時間は爆睡した。体は楽になったけど、気分は晴れない。すーと落ち込む所まで、どん底まで落ち込んで地べたをはいずりまわって、そこから　どっこらしょ　と　立ち上がろうか・・・
嫌なことも、息子の存在さえ忘れてしまえば、いいんだ　と　息子を思い出さないようにした。。。
無理・・・だった。私の誕生日が終われば、もうすぐ息子の誕生日がくる。こういった、いろんな想いが、私を落ち込ませるのだろう。春という季節も悪いのだと思う。そういえば、花粉症の薬を飲むと落ち込む成分が入ってるから気をつけてね。って言ってくれていた人がいたのを、今、思いだした。
この季節がきっと、京都祇園に暴走車が突っ込んだ事故をひきおこしたんじゃないかな。
殺人容疑だの警察は、人を疑うことしかしない。息子の時だって、一応私が、殺人の疑いをかけられた。
息子は、殺人にならないように薬品を買ったレシートやらをちゃんととっておいていてくれた。その遺品がテレビにでてくるみたいに、ビニール袋に入れられてあったのが思い出される。こんな、嫌な嫌な思いを思い出してしまう。暴走車が祇園に突っ込んだ時、この時に私が四条に出ていれば、巻き込まれて、死にたくなかった人の変わりに私がかわってあげたい。まだまだ生きたい人が死んで、私のようにどーでもいい人間が生き残ってしまう。運命はなんて、残酷なのだろう。
あの事故をおこした人、きっと自死じゃないかなと思う。全てに嫌になって、いろんな人を道ずれに、逝ったんだと、私は思う。

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