昨日は結局朝から晩まで仕事一色の土曜日でしたが、夕食後、思いもよらない近場の花火大会を、すぐ横の公園で見物する時間が持てました。
琵琶湖と言えば、日本の大規模な花火大会のひとつにも数えられる「琵琶湖花火大会」というものが毎年開催されていて、近隣のエリアからも沢山の人々が見物に訪れる真夏の大きなイベントとなっていますが、実は我が家では京都から引っ越してきて10年になるものの、一度もその大会を見に行ったことがありません。
理由は簡単。いつも快適な湖岸道路が人混みで溢れるくらいに混雑するので、わざわざそんな状況に飛び込むこともないだろう…と考えてしまうからなんですねぇ。(笑)引っ越してきてすぐの頃、一度だけ家から数分の湖岸道路まで歩いてこの花火大会を見に出たことがあったのですが、遥か南遠方の大津の湖岸で打ち上げられる花火が少し見えるような感じなのに、こんなに離れた道路でもプチ渋滞が発生していて、とてもここからさらに南に向かってクルマを走らせるような気持ちがおこるような状況ではなかった…という強い印象が今でも残っていて、元々人混みは確実に避けるという私の性格上、それ以降全く縁のないイベントになりました。
今年もたしか明日あたりにこの大会が開催されるようですが、もちろん見に行く予定はなし。そもそも仕事が忙しくてそれどころじゃないのですが、毎年この大会の前後に、小規模だけど近場で開催される花火大会があるので、それで充分なんです。昨夜開催されたこの近場の花火大会は、毎年その開催日とかも全く知らなくて、家の中にいる時になんとなく花火っぽい音が聞こえることで初めて気付き、歩いて数歩の公園の丘から眺めるのが定番となっています。
昨夜も夕食後、なんとなくその音に気付いて家族揃って公園に出てみたら、目の前に素敵な花火が次々と打ち上げられて、約30分間、ほとんど他に誰もいない貸し切り状態の公園で夏の風物詩を堪能することが出来ました。事前に開催日を調べて湖岸道路まで歩けばもっと近くで見れるのでしょうが、花火を見終えた妻が「ああ~素敵な夜だった♪」と語るように、我々家族には家から歩いて15秒(笑)の、人混みとは無縁の静かな公園で見物するのがあっているようです。