今年もミネラルフェアの時期がやってきた。
6月7日(金)~11日(火)まで、新宿・ハイアットリージェンシー/小田急第一生命ビル1F スペースセブン会場
テーマは『サメの歯の化石と進化』。
野口三千三先生が最初に手にした化石がサメの歯だった。
今年で26回目のフェア開催だが、それよりも遡ること10年近く前になるだろう。
当時は芸大を退官する前で、体育の授業にその化石を持参し芸大生に自慢げに見せた、と伺ったことがある。
サメの歯の化石の色は黒、形は全体の三分の一程度しかない。長さは10センチくらいあっただろうか。
今にして思うと、東京国際ミネラル協会からおくられた今年のリーフレット1面に掲載されている『「カルカロドン・メガロドン」新第三紀・中新世 約1000万年前 全長:約14センチ』の一部のような気がする。あくまでも気がする、でしかない。いやいや、そうあって欲しいという望みでこのブログを書いている。
さて、今年のフェアは、特別な思いで開催日を待ち望んでいる方がおられる。
大病による手術を無事に終えたとはいえ、この日を目標にしながらもまだ治療中だという。
いつもの年のように楽しんでいただけることを祈っているのは、私だけではない。その方を知る野口体操の仲間たち全員の思いである。嬉しそうに石を抱えて、教室にあらわれる瞬間が待ち遠しい。
思い返せば、すでに第一回目の年から26年が流れた。
没後、16年目に入ったというのに、あの会場を嬉々として歩きまわる野口先生を、今でも見つけられるような気がしてならない。
あの場には、先生と仲間たちと、石を介しての楽しい思い出が、数々残されている。
のこり一週間ほどの辛抱である。
6月7日(金)~11日(火)まで、新宿・ハイアットリージェンシー/小田急第一生命ビル1F スペースセブン会場
テーマは『サメの歯の化石と進化』。
野口三千三先生が最初に手にした化石がサメの歯だった。
今年で26回目のフェア開催だが、それよりも遡ること10年近く前になるだろう。
当時は芸大を退官する前で、体育の授業にその化石を持参し芸大生に自慢げに見せた、と伺ったことがある。
サメの歯の化石の色は黒、形は全体の三分の一程度しかない。長さは10センチくらいあっただろうか。
今にして思うと、東京国際ミネラル協会からおくられた今年のリーフレット1面に掲載されている『「カルカロドン・メガロドン」新第三紀・中新世 約1000万年前 全長:約14センチ』の一部のような気がする。あくまでも気がする、でしかない。いやいや、そうあって欲しいという望みでこのブログを書いている。
さて、今年のフェアは、特別な思いで開催日を待ち望んでいる方がおられる。
大病による手術を無事に終えたとはいえ、この日を目標にしながらもまだ治療中だという。
いつもの年のように楽しんでいただけることを祈っているのは、私だけではない。その方を知る野口体操の仲間たち全員の思いである。嬉しそうに石を抱えて、教室にあらわれる瞬間が待ち遠しい。
思い返せば、すでに第一回目の年から26年が流れた。
没後、16年目に入ったというのに、あの会場を嬉々として歩きまわる野口先生を、今でも見つけられるような気がしてならない。
あの場には、先生と仲間たちと、石を介しての楽しい思い出が、数々残されている。
のこり一週間ほどの辛抱である。