羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

野口体操ch第8回配信のお知らせ

2020年07月29日 20時12分45秒 | Weblog

野口体操ch第8回の配信です。今回は8にちなんで「無限記号・8の字・いの字」の動きと理論を紹介しています。野口先生が20代で小学校の教員をされていた頃の写真とユニークな体育指導のエピソード、そして80代で長い和紙を持ち無限記号を空中に描いていらっしゃる動きの写真など、野口体操のルーツも分かる観どころ聴きどころ満載の内容です。今回は特にネット環境が不安定で音声の一部がお聴き苦しいところもありますが、ご容赦ください。みて・きいて・一緒に動く「野口体操」をどうぞお楽しみください。

 

新井秀夫解説をそのままご紹介しました。

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ふたたびの体操 ふたたびの坐禅 ふたたびの逆立ち 亡き人を想う

2020年07月23日 09時31分41秒 | Weblog

昨年の今頃、多くの人がオリンピック競技中の酷暑を心配していた、と記憶を手繰りよせている。

私もその一人。

その記憶もすっかり失せるほど、遠い過去になってしまっている。

コロナ禍の強烈な日常、いや、非日常、いや日常に、すっかり打ちのめされているからだろうか。

 

それでも、気が進まなくても、やる気を失っていても、とにかく日課の体操・坐禅・逆立ちだけは、どんよりした気分のまま、はじめていた。

体操をしていると、胃がんで亡くなったMさんのことが思い出された。

なくなる数年前には、理由も告げずに、曖昧なまま、教室を去っていった。

それでも旅に出る前には、復帰するお気持ちはあったのだろう。

「トルコに行ってきます。帰国したら、お土産を持って生きますね」

 

体操のことでも、私的にも、お世話になった。

彼女は、体操の仲間にも、一年に一度は必ずあって教室の報告をしていた独楽作家の福島さんにも教室をやめる理由については、一言も話さなかったという。

たくさん、たっくさん、言いたいことはあったのだろう。

でもそれを言うと何かいちばん大事な素敵なことが、すべて裏返って、いちばん嫌なことにでもなりかねなかったのかもしれない、と今朝になって気づかされた。

 

2018年5月16日付けの手紙で、病気療養が告げられていた。

その後、ほぼ1ヶ月半、6月27日に亡くなられた、とお兄様から手紙で知らされたのは、8月下旬のことだった、と今、2通の手紙を読み返している。

三回忌。

55歳は若すぎる。

言葉が見つからない。

ありがとう、だけはいいたかった。

この時には、すでに疎遠になって数年以上が過ぎていた。

 

2年前も、一年前も、今年の今に、かき消されていくようだ。

このブログに向かう少し前には、土砂降りの雨の音を聞きながら、逆立ちの姿勢で息する回数を数えていた自分がいた。

今、この時、この場で、生きている自分の命に、不思議さを感じることは、はじめてのことかも知れない。

やるせなく 

かたじけなく 

せつなく

ありがたく 

いとおしく 

しみじみ 思うこと 多し。

 

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朝日カルチャーセンター オンライン「野口体操講座」のお知らせ

2020年07月22日 09時19分15秒 | Weblog

2020年9月からオンライン野口体操講座を始めます。

月一回 第1土曜日 3時30分から4時40分です。

詳細は決まり次第あらめてお知らせいたします。

新宿校のある住友ビルと高円寺お蔵スタジオを結んで、羽鳥が全国に配信いたします。

通常の土曜日月・3回3時30〜5時30分、日曜日・隔週2時10分は、これまで通り行います。

オンライン・リアルレッスン共によろしくお願い申し上げます。

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ふたたびの体操 ふたたびのヨガ逆立ち ふたたびの坐禅 そして・・・・

2020年07月14日 09時16分32秒 | Weblog

しとしと降る雨の音に、身を委ねた。

静かに体操し野口流ヨガ逆立ちを試みた。

最後のところで両膝が開いてしまったが、そこで一我慢。一瞬だが力を使って足をあげた。

立ち上がってから、意識的に呼吸をしながら、頭の中心を探った。

探るうちに安定してしばらく逆立ちの姿勢を保つことができた。

おりてきて坐禅の姿勢をとった。

息を吐きながら、息を吸いながら、反芻している。

あれじゃダメだなー。わかるくらい力を・・・、すぐさまその考えは消えた。

「五十肩が治りかけて痛みが軽減したときでも、力は使えなかったじゃない。それを思えば、痛くなく力が使えたことは喜ばしいことだ!」と。

そう思えたとき、幸福感が全身を包み込んでくれた。

それから坐り続けながら、背中がわ、そへ(おへその真後ろ、野口三千三命名)を緩め続けて、呼吸回数100回数えた。

 

からだは落ち着いている。

静かに、それでいて満たされた気持ちをそっと抱き寄せたまま、ヨガの逆立ちに入った。

スーッと、頭の中心に何かが流れ込んで、無理なく滑らかに逆立つことができた。

実際は、中心より少しおでこ側だったような気もするが、許容範囲内。

これからもあたらしい感覚で、探っていけそうな予感がしている。

五十肩で練習ができなかった3年半の空白は、老後に楽しみをもたらしてくれる準備時間だったのかもしれない。

71歳3ヶ月 至福。

『信じるとは、負けて 参って 任せて 待つ』野口三千三

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iPad で起きたバッテリー問題

2020年07月13日 14時12分57秒 | Weblog

Zoomを使うようになった3月以降、iPadを使うときには電源につなげて使うようになっていた。

充電してあっても途中でダウンすることを避けたい気持ちがそうさせていた。

6月末になって、81%までしか充電できないという報告があった。

何度か充電してみたが、その状態は変わらなかった。

バッテリーの減り方が早くなったような気がしている。

 

昨日、思い余って、近くにあるデジタル機器修理店をたずねて相談をした。

初歩的な注意をいただいた。

つまり、iPadの場合、充電して電源を抜いて使うのが基本で、つないで1時間半2時間以上使っていると、充電回数を多数カウントしていることになるそうだ。

バッテリーのトラブルは、修理することは無理だ、という。

今、81%充電できるなら、その状態で電源に接続しないで、赤い線が出てくるまで使うことをすすめられた。

今朝、赤線が出たので、充電を試みた。

100%の充電ができた。

狐に摘まれた感!

繰り返すが、iPhoneもiPadも充電に関しては、赤線が出る頃に行う、という初歩的注意を忘れていたことがよろしくなかった、反省しきりの私である。

ある程度残っている段階で、どんどん充電を繰り返すと、100%手前で充電不可状態になってまうようだ、というのが今回のトラブルの原因と言える。

今後、使い方に気をつけよう。

これで解決であってほしい、と願っている。

Zoomは、鬼門と思いたくなーい。

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フェースシールドをつけて

2020年07月13日 13時54分46秒 | Weblog

7月5日日曜日と11日土曜日の朝日カルチャー「野口体操講座」は、2回ともフェースシールドをつけて行ったことはこれまでに書いた。

11日のこと。

視覚的にはうっすらとモヤがかかった見え方をしているが、聴覚的にはこもった感じで自分の声が聞こえているようだ。

レッスンも終わりに近づいた頃、聞こえ方が少し違った。

慣れてきたせいか、自分の声に響きをのせる発声の仕方に気づきはじめた。

あまり響きを乗せすぎると耳に中で声が渦を巻いてしまうが、間が上手に取れると響きをほどよくのせることができることだ。

高円寺お蔵スタジオでも、自分の声がちゃんと聞こえるようになるには、2、3回録画をした頃からだった。

今週・土曜日に、このことを確かめるように発声してみようと思う。

ゆっくり話す。

それだけで違ってくるような予感がしている。

何事も慣れ・ちょっとした気づき・わずかな意識化。

とにかく声を聞く、という基本あるのみかもしれない。

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7月11日(土)朝日カルチャー「野口体操講座」報告

2020年07月12日 08時52分31秒 | Weblog

昨日の新宿西口は、先週の日曜日に比べても、以前の土曜日に比べても人出は少なかったが、それなりに出ていた。

野口体操の出席者も、お二人をのぞいて全員参加で、「野口体操ch」をご覧になっていた方がお一人受講された。

お目にかかれるのは嬉しいし、お互いの無事を直接確かめられた意味は大きい。

3ヶ月半の空白、それを過ぎてご自身のからだの調子を確かめながら、自宅とは異なる環境で、ある種の緊張感を伴いながらも、五感と全身で確かめてみよう、という感じが伝わってきた。

早めに切り上げる予定だったが、時間どうりレッスンを行ってしまった。

始まる前には、筋力も体力も落ちたので動けるかどうか、と案じていらした方も、8割がた動くことができて嬉しかった、とおっしゃった。自宅ではじっとしていることばかり。それはよくないとつくづく感じられたという。

昨日のテーマは二本立て。

「コロナ問題をどう考えるのか」に対するいくつかの材料。

野口三千三の「非意識主体説」「非意識の自動制御能」解釈につながるロボット工学・情報理論の「仮説」をご紹介した。

はじめてのこと、土曜日のクラスではあまりみられなかった光景。

「野口体操ch」から参加された方はもちろん、ほとんどの方が板書を撮影して帰られた。

やはり「コロナ・非意識の自動制御能」に対しては、自身の問題として考えたい、と思われていると気づいた。

自分の力ではどうにもならない現状の中で生きるわけで、このことは繰り返したいテーマだと思った。

今回は今回。

次回は次回。

その都度、新しく対応策を考えて応じて行くしかない。

その時その場で、最善を尽くすのみ。

ご参加くださったお一人お一人が見せてくださった“大人の対応”に感謝です。

ありがとうございました。

 

ある方がおっしゃった。

「カルチャーのアルコール消毒スプレーは、液が濃い。スーパーのは水みたい・・・」

アルコール度75%〜85%ないと意味はないんだそうです。

皆さん神経使ってらっしゃる。

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ふたたびの体操 ふたたびのヨガ逆立ち ふたたびの坐禅・・・・1/f の風に

2020年07月10日 09時25分55秒 | Weblog

本日は、体操を始めた瞬間に、ヨガ逆立ちができそうな予感がした。

座位によるほぐしの後、すぐにヨガ逆立ちを試した。

腰が回転する直前、足が上がっていく瞬間に、力を少しだけ使った。

登り切ってからは呼吸を重ねる。

 

ヨガ逆立ちからおりて、立位による体操を行った。

そして坐った。

途中で、扇風機の風の設定が1/f の設定になっていることに気づいた。

そこで、機械的(コンピューター)風の強弱・リズム・テンポに合わせて呼吸をしてみた。

ゆっくり、つよく、よわく、たっぷり、ながく・みじかく・・・・ランダムなモーター音(不快ではない音)に合わせて見た。

なかなか面白い。

その後に、ヨガ逆立ちを試した。

先ほどよりは少ない力で逆立ち姿勢に持っていけた。

そこで呼吸を整えながら、頭の中心円(点)を探るように、微妙な重さの移動を試みながら、鼠蹊部を伸ばす感覚を探った。

じっと逆立っているのではなく、揺ぎらの中でランダムな呼吸を試す。

言葉で表現しにくい、新しい感覚であった。

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7月11日土曜日のこと

2020年07月09日 18時22分12秒 | Weblog

7月11日土曜日 朝日カルチャーセンター「野口体操講座」土曜日クラスは再開されます。

この日は、3月分の補講です。

 

皆様には、お目にかかりたい。

それでも本日の東京の感染者数は200人を超えました。

他県からの方、少しでも不安をお感じになる方は、週末の外出を控えて、ご自身で体操をなさる選択も積極的な行動です。

今は、うつらない・うつさない、その意識こそ大切だと考えます。

関東地方・東京の天候も気になります。

交通機関の条件も様々だと予想します。

ここは、穏やかな気持ちで、ゆったり過ごし、体力を温存することが優先かと思います。

それぞれの方のご判断に委ねたいと思います。

健康が第一です。

 

なお、羽鳥はマスクにフェースシールドを着装して出かける予定です。

講座の時間は、少し早めに終了したいと思っています。

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ふたたびの体操 ふたたびのヨガ逆立ち ふたたびの坐禅

2020年07月08日 09時02分16秒 | Weblog

五十肩の痛みがなくなって、野口流ヨガの逆立ちが復活した、と書いた。

その後の逆立ちが順調にいったか、というとうまく重さがのせられない日もあった。

今朝は、"ここが乗せるところ!” と言えるところが見つかった。

頭頂部 ここだ!というところにスーッと重さが流れ込む瞬間は、微妙なタイミングである。

くどいようだが、肩や腕に痛みがないことが、私の場合、いちばん大事な条件である。

おそらく腰の中身の力が抜けて、足が真上に伸びていく前の時点で、腕や肩にわずかに力入っているのかもしれない。

知らぬ間に入る程度の入り方で、意識に上らないくらい、だと思う。

「おへその瞬きの原理」という理論が野口体操にはある。

筋肉が働く時間は短く、働く程度は低く、働く範囲は狭い・・・・。

繰り返すが、力を入れている・力が入っている、と言いう意識にのぼらないくらいの働き方に違いない。

ところが、そうであっても五十肩を患っている時には、それすら許さないのだ。

全くもって「無理は無理だ」

3年半、晴れて解放されると蘇ってくれた。

まだ、襖の前で行っている。

余分な力を使って、傷めてはいけないから。

怖さとは、畏れ。

畏れから祈りが生まれる。

体操とは祈りである、と野口三千三は言った。

 

本日から、ふたたびの体操・ふたたびの逆立ち・ふたたびの坐禅、この取り合わせで、ブログを書く気持ちが、坐っている間にふつふつと湧いてきた。

この3年半も焦る気持ちは起こらなかったように、これからも焦ることはない、と心得ている。

本日、あらためまして、生き直し、やり直し、月並みだけれど初心にかえる刻の自覚。

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拍子抜けするくらい順調・・・・狐につままれたような

2020年07月06日 07時09分19秒 | Weblog

おかげさま昨日の朝日カルチャーセンター「野口体操講座」日曜クラスは無事に終わった。

日曜日の午後、電車も道路も空いていた。新宿西口周辺も、予想に反して人出は少なかった。

住友ビルは、三角広場が出来上がって広々として、閑散としていた。

カルチャー内にはアルコール消毒のボトルが随所に置かれていて、換気も十分。

昨日は、開講講座も少ないらしく、人もまばら。

で、野口体操レッスンには、1月期〜3月期に受講されている半分の方が出席された。

 

レッスンでは、自宅から携帯していったフェースシールドは使わず、カルチャー側が用意してくださっていたフェースシールドを使用した。

私の周りにはぐるりと空間を作ってくださったので、マスクは外して顔全体がおでこから顎まで覆えるフェースシールド着装で話をし、号令をかけ、自分でも十分に動くことができた。動いても、話をしても、暑くも苦しくもないことに助けられた。

参加の皆さんも大人の対応で、お互いの距離を上手に取って、自分の場所を、それぞれが確保して動いていらした。

こちらから見ていて、皆さんの動きに、ほぼ4ヶ月の空白があったとは思えない、というよりむしろよくなっている方が何人も見受けられて嬉しかった。

かくして、最初から最後まで、久しぶりにのびのびと動き、目と目で会話して、時に笑って、淡々と時間が過ぎていった印象だった。

「広い部屋は気持ちがいいー」

「久々の運動だから、きっと明日はからだのどこかが痛くなるだろう」(笑)

 

私はほぼ4ヶ月の自粛生活の中で、からだと向き合い、十二分に散歩をし、オンラインの扉をノックし一歩中に入って過ごした暮らしが効をそうしたのか、からだが軽く、肩の痛みもないことから動きが楽になっていて、おかげさま状態で終始した。

「私、元気みたいです」

レッスンの途中で思わずつぶやいて、皆さんの笑いに包まれた。

 

前日からレッスン準備に加えて、コロナ対策をし、覚悟し、いつになくの緊張感を持って出かけていったところが、拍子抜けするくらいに全てが順調に運んだ。

帰宅してお風呂に入り、つくっておいたポトフーを食しながら、一日一日、一つ一つを、その時できることをやっていくしかないと、つくづく思ったが、正直、狐つままれたような気分でもあった。

 

そして、一日の締めくくりに「高円寺お蔵スタジオ」に入って、掲げていある佐治嘉隆さんからいただいた「野口三千三先生」の写真に「ありがとう」って手を合わせた。

スタジオの観音扉を閉めて、鍵をかけた後、ながーく息を吐き、深ーく息を吸った。

本日の野口三千三の言葉

『ちょっと足らないくらいが丁度いい』

得心。

次回は、次回。

あたらしく。

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3ヶ月半ぶりにカルチャーレッスン

2020年07月05日 08時01分37秒 | Weblog

本日、午後、朝日カルチャーセンター「野口体操講座」日曜クラスが再開されます。

3月の補講です。

これほど長い休講はじめてのこと。

何れにしても、私はマスク+フェースシールド着で、何がどこまでできるのか手探り状態です。

まずは、レッスンをしてみて、様子をみたいと思っています。

 

まったく未知の領域に足を踏み入れることになるのですね。

野口先生の言葉を大切にしたいです。

「少し足らないくらいで丁度いい」

控えめを心がけながら、与えられた条件の中で、体操をしてみたいと思っています。

 

歳をとると不要不急のことが増えてきます。

果たして野口体操の教室に参加することが、それぞれの方にとって、どのような意味を持つものなのか、考える時間と空間だ、としていただけるレッスンにしたいと思っています。責任を感じています。

ですが、そこから何が見えてくるのか、ご一緒に探っていきたいと思います。

 

ただ、都内.新宿への外出に、少しでも躊躇いを感じていらっしゃる方は、無理をなさらないでください。

お目にかかれることは大変に嬉しいことではありますが・・・・。

そこは体調とのご相談が何よりと思います。

足元、手元、口元、鼻元、目元、くれぐれもコロナにご注意を!なさいませ。

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肩の痛みが取れたら・・・野口流ヨガの逆立ちが・・・・

2020年07月02日 09時15分33秒 | Weblog

以前、左肩 右肩 の20年遅れの「五十肩」におよそ3年以上かかって、痛みがなくなりつつある、と告白した。

その間、「野口流ヨガ逆立ち」は、できなかったことも書いた。

最近では痛みが殆どなくなってきたが、腰から足の力が抜けなくて、バランス感覚が閉じられていたことも書いた。

ところが、今朝とのこと、腰や足から一気に力抜けて、ふわっと浮き上がって、逆さになれた!

 

一回目は、立ったもののバランスが崩れてすぐに戻った。

それから坐禅をして、もう一度、試みた。

なんと軽々と腰が半回転し、足の力が抜けて逆さまになった。

その姿勢を保ちながら、腹式呼吸で吐く息・吸う息を、なんども繰り返した。

今度は安定してバランスは崩れなかったし、力みはなかった。

 

頭の中心と肩から腕の位置がうまくつながるのに、殆ど力を使わずにヨガの逆立ち姿勢に持っていけることを、新しく体験できた。

「五十肩痛み」が本当に取れてきたのに違いない。

いやいや五十肩は治るのだ!

2020年7月2日は、「野口流ヨガ逆立ち ふたたびの記念日!」

感覚こそ力!

バランスこそ力!

力が抜けると重さが生きる!

重さが地球の中心につながると軽さが生まれる!

おかげさまです。

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昨日まで そして 今日から

2020年07月01日 09時03分37秒 | Weblog

自粛生活の3ヶ月は、昨日で終了した、といえるかもしれない。

この間、数十名の方々におおいに助けられた。

そのつながりは、デジタル。

3月中旬過ぎには、いち早く新井英夫さんが「野口体操ch」開設の話をもってきてくださった。

その方法は、なんとZoom であった。

彼曰く「のこす・つたえる・つながる」がテーマだという。

なるほど、私なりに解釈した。

「のこす」は、野口体操のアーカイブ。

「つたえる」は、コロナ禍も含めて、誰しもがいきずらさを感じ、心が折れそうになる不安感に襲われ、いろいろな層で格差が拡大していく現代社会。その問題に目を向けて、野口体操でできることを探る。インクルーシブな社会への発信ができないものか。

「つながる」は、外出自粛で人と自由に会えない今は、デジタルでつながるしかない。孤立せず、ゆるやかなつながりを求めてみよう。

いい言葉じゃない!

 

ほとんど全ての活動が停止している「野口体操の会」の次なる世代への橋渡しとして中心におきたい、と思った。

できることをやる。

できることはなんでもやってみる。

やってだめなら修正し続ければいい。

おかげさまで、心もとなかった当初から、だんだんに慣れてきて、6月27日には会員向け「オンライン野口体操レッスン」を無事に終えることができた。

 

多くの方が「野口体操ch」を見てくださっている。

オンライン野口体操レッスンでは、野口三千三没後23年目にして、野口体操の真髄をディスカッションを通して、言葉にすることができた、というオマケまでついている。(これは別の機会に書きます)

つきあいが長年にわたっている数十名の方々と、デジタル空間であっても、しっかりつながった満足感を、私は得ている。

 

特筆すべきことがある。とりわけZoomホスト役を引き受けてくださった新井英夫さん。何から何までお教えいただいた。野口先生とは一味違った味わいのある良き教育者としての新井さんの資質に触れることができた私は果報者だと思っている。協働作業というものが、どういう実態であるのか、一生徒として教えていただいた3ヶ月だった、と振り返っている。月並みな言い方だが、いくつなっても学ぶのは楽しい!

 

さて、本日から7月である。

いくつもの困難に、遭遇すると思う。

でも、こうした豊かな3ヶ月が、きっと支えてくれると思う。

 

最後に、裏方でしっかり支えてくださった方々に、見守ってくださった方々に、直接デジタル活動に参加してくださった方々に、丸ごと全身からお礼を言いたい。

これまでに感謝 そして これからもよろしく

そう言えば、野口三千三先生の最期の言葉も「よろしくね!」だった。

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