羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

防犯ガラス

2024年11月24日 13時46分14秒 | Weblog
一昨日11月22日 我が家の窓ガラスを防犯ガラスに交換した。

ガラス戸をはずしたところでガラス交換する手際のよさには舌を巻いた!
プロの仕事であった。

ついでに雨戸や網戸の調整もしてくれた。
ありがたやー!
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『秘伝』2025年1月中旬発売

2024年11月23日 14時25分15秒 | Weblog
身体論者・藤本靖「令和のゴッドハンドを訪ねて」
お蔵スタジオで取材に答えた『秘伝』の記事は、2025年1月中旬に発売になります。



ラピスラズリの数珠で
  「安らぎの動き」解説3シーン

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BABジャパン『秘伝』取材

2024年11月22日 08時44分14秒 | Weblog
身体論者・藤本靖の「令和のゴッドハンドを訪ねて!」新連載の取材を受けた。
ミニ・野口体操レッスンを頼まれて準備した。
ペルー 雨乞いの宝具レインスティックの音を身体で受け止める
   あやしげな導入から

 竹音琴の可愛い動きをみて音をきく
いよいよ対話


   準備したしつらえ

『秘伝』ではこれまで何度も取り上げてただいている野口体操。
今回の“ゴッドハンド”に私が相応しいかはわからないが、時間を忘れる楽しいレッスンと対話となった。
どのような記事になるのか今から楽しみである。

藤本靖さん 『秘伝』副編集長の小川敬司さん 
かつて朝日カルチャーで身体系の講座を数多くつくった時からの担当者だった二階のぶ子さん 野口体操・助手の高橋知子さん

和気藹々といい時間をありがとうございました。
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日経新聞 2024年11月6日 再考 学び舎 鷲田清一

2024年11月06日 14時11分36秒 | Weblog
記事の書き出しは『哲学への関心が高まっている』

鷲田氏は、朝日新聞「折々のことば」で、野口三千三の言葉を2度ほど取り上げてくれた。

 鷲田清一氏のインタビュー記事
 日経新聞へのご登場は珍しい
『違和感のセンスを磨く』ー哲学には世の中が変だぞと感じる感受性、おかしな兆候に敏感に反応するアンテナが欠かせないー

内容・・・・人文系の学部が縮小されてから久しい。
      しかし、今こそ人文系の重要性がみなをされている・・・・・

この記事から角川書店『高校生の現代文』の ーⅠ 自己・身体ーに野口三千三の『原初生命体としての人間』から「生き方と息方」呼吸について 考察の一部が掲載されていることを思い出した。
目次
鷲田清一 野口三千三 真木悠介(見田宗介)


『高校生の現代文』1998年検定済み 2001年発行 
この年から使用され始めたこの教科書に竹内敏晴はいないけれど、1970年 80年代に、一つの系をなした思想をもう一度再考する意味は深いと思う。

教育で思い出したのは、竹内敏晴著『ことばが劈かれるとき』最終章「からだそだて」(241ページ〜)であった。

竹内さんが小学校教育で「からだの哲学」を中心に据えて考えられる「教え」と「そだて」の全教科のパースペクティブ・素描である。

 体育過程・・・・からだそだて 具体的に考えを実行する時間
 社会過程・・・・
  対人関係の能力の開発を出発点とし社会の仕組みを理解してゆく時間
 技術過程・・・・
  人間として近代社会を構成し維持し発展させていくために必要な基本的な技   術を身につける時間

鷲田氏の日経記事に戻ることとしよう。
最後に氏はこう指摘する
《「誰もが良いものだと思っている『正義』が人びとを分断し、戦争の根拠に使われてはいないか。例えば、そう問い直す感覚を大学教育の現場では養ってほしい」》

大学だけでなく、すべての教育過程で、「からだ」で感じ、「からだ」で考え、「からだ」捉え直す姿勢を第一義とする教育が今こそ求められていると、草葉の陰で野口が語る声が聞こえてくる。

この記事がきっかけで、私は、「からだ」とは意識に使われる肉体ではなく、”存在としての自己そのもの” 丸ごと全体としての人間存在であり、意識はからだの働きの一部にすぎない、と捉える野口三千三の野口体操の基本のあり方だと、改めて「三千三伝」の基本テーマを確認させてもらった。
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「やまとことばの音の体感を国語教育」に活かすには

2024年11月01日 14時30分10秒 | Weblog
10月末、一人の女性研究者をお蔵スタジオにお迎えした。
九州大学に所属しながら、日本学術振興会 特別研究員をなさっている。
《やまとことばの音の体感を探ることを通して、言葉を実感に満ちたものに作り変えていく学びの探究》をテーマにされているというメールを事前にいただいてあった。
もちろん、会わずにいられない。

野口三千三の「原初音韻遊び」は彼女の先行研究であることに驚かれて、6月末に朝日カルチャーの野口体操講座を受講され、その後、居ても立ってもいられず面会を申し入れるに至った熱い思いが伝えられた。

驚くのは私も同様。
野口が最後まであたためていたテーマを、今、国語教育に生かしたいと思う研究者がいるとは!
野口先生は草葉の陰でどれほどお喜びになっておられることか!!

前日に、国語学会に出席されて発表したものの、客観性が乏しいとの批判も受けたと意気消沈されていた。

そこで私は、野口先生が「やまとことば」の音について探究をはじめることになった端緒から『原初生命体としての人間』『野口体操 からだに貞く』『野口体操 おもさに貞く』に至るまでの歩みをお話した。

感動!台本『沖縄』随所にある「へ」

   ご覧にいれた資料の一部
・藤堂明保 音韻を中心とした『単語家族』漢字の字源
・ぶどうの会 『夕鶴』千回記念台本
・ぶどうの会 『沖縄』台本
・岩波書店編集部編『教育をどうする』
・3冊の『原初生命体としての人間』
   ほか
これから彼女の研究に生かされることは間違いない。
いいご縁をいただいた。
この日の出会いは、『三千三伝』に詳しく書きたいと思っている。
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2024年 ハロウィン 戯れに変身

2024年11月01日 08時24分03秒 | Weblog
40年来、知り合いの美容室に行ってみました。
変身してみました!
前髪を下ろしただけなのに。
口紅の色は変えたほうがいいかも・・・・・と
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私は何を読んでいたのだろう

2024年10月28日 05時34分34秒 | Weblog
『竹内敏晴』評伝 今野哲男著 言視舎 2015年6月30日初版


書評を読んだ。
すぐ手に入れて、貪るように読んだ。

今、再読している。
「私は何を読んでいたのだろう」
付箋はたくさん入っているのに、何も読んでいなかった。

『野口三千三伝』を始めたのが2017年。
誕生から演劇界との関係まで書き進んだ。

大正3年から昭和40年代まで野口が生きた時代を調べ、野口が生きた場を訪ね、野口ノートを読み込んできた。

まだ途中だけれど、その経験を積んで、この評伝を通して、「竹内敏晴」という存在をはじめて、受け止めようと必死になっている。

面白い!
このために私の7年間はあったのだ。

『野口三千三伝」ー「哲学する身体」冒頭は「野口三千三と竹内敏晴」
ここは、肝!
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『三千三伝』核心

2024年10月26日 15時04分44秒 | Weblog
最終章「哲学する身体」の冒頭に、野口三千三と竹内敏晴を取り上げたいと思い資料を読み込んでいます。

資料や本を読めば読むほど、この章が「野口三千三伝」全体の「核」になることが明確になってきています。


迂闊には書けない!

じっくり考えながらと思う気持ちが日に日に強くなります。
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野口三千三の竹内敏晴に対する微妙な心理

2024年10月21日 14時53分15秒 | Weblog
最近のベストセラーの題名が非常に長くなった、という記事を読んだ。
以前、拙著の題名をつける時に、編集の方から「11文字以内で考えましょう」と言われてことを思い出した。
本日のブログの件名は19文字になってしまった。

さて、ここからが本題。
竹内敏晴の『ことばが劈かれるとき」を再読しながら、野口三千三の心情をあれこれ想像した。

文章に落とし込む手前で立ち止まっている。

野口曰く
「竹内さんは ぶどうに会 から離れて路頭に迷っていたわけ。そこで自分にできることをやってあげたいなぁ〜」
野口の竹内さんに対する協力は長い年月継続していた。

そもそも、名著『ことばが劈かれるとき』出版の手筈。
宮城教育大の教員に推薦したこと
他にも挙げたらキリがない。

つまり竹内演劇研究所への全面協力だけでない さまざまな道をひらく協力を惜しまなかったと野口は語ってくれたことがあった。

それでも別れの時は訪れた。
竹内さんは西巣鴨の野口宅に日参したことがあった。
畳に額をこすりつけて懇願した。
野口は、そればかりは聞き入れず、首を縦にふらなかった。
「それがきっかけで竹内さんは来なくなったんだ」
プッツリと縁の糸が切れてしまった、と寂しげに語る野口だった。

体操の教師として一生涯をかけた野口である。
その矜持だけは譲れなかったと私は勝手に想像している。

『三千三伝』最終章 「哲学する身体」の最初の章は、ここから書き始めよう。漠然としたイメージは浮かんでいる。
しかし、私は自問自答している。
想像も含めて、拒絶を選んだ野口の心情に、どこまで踏み込んでいいのか?

最初の一行は、喉元まで上がってきているのだけれど。
今ひとつしっくりしたことばが見つからない。

焦らず待とう!か?
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「三千三伝」最終章 「哲学する身体」

2024年10月19日 11時56分06秒 | Weblog
しばらく諸々の事情から更新できなかった。

「三千三伝」書きを再開して、最終章の資料を読み返している。



読み返してみてハッとした。
竹内敏晴 野口三千三 二人の印象が大きく変わった。

もちろん木下順二と山本安英も・・・・。

今は、それだけ書いておきたい。
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『みんなの野口体操』にいただいた感想

2024年09月06日 16時02分57秒 | Weblog
9作品を見ていただき嬉しい感想をいただきました。
励みになります!

Kさんは、野口三千三先生の時代から、コロナの時にはオンラインで参加いただきました。野口体操を深く理解され、体操もしっかり身に着けていらっしゃいます。
通算30年近い年月通われています。
本気でなければ、これほどの時間を大切に過ごされることはないはず、感謝の一言です。
******いただいた感想
まず、今回「対話編」が設けられて、4人の方々が野口体操について語られたことに心を奪われました。初めての試みかと思いますが、「個の自由」「個の実感」を大切する野口体操の世界がお話しの中に満ち溢れている感じがします。その出会いも体験も様々で個別的なのですが、何かを解きほぐす糸口になったことを「実感」でお話しされていて、とても引き込まれます。羽鳥先生が、最初の朝カル講座名を「野口体操と私」とされていたことを、ふと思い出しました。


「体操編」では、個人レッスンとして、具体的に出演者の体に触れながらの先生の解説がとてもわかりやすく感じました。指導者用の注意点も含めて提示されていましたが、それは一般の学び手にとってもとても大切なことだなぁと感じます。また、アングルを変えた視覚化の工夫も効果的でしたし、出演者の方々のスッキリとした立ち姿と素敵な笑顔も印象的でした。


羽鳥先生はじめ、撮影・編集スタッフ、出演者の皆様、貴重な記録動画のアップを、どうもありがとうございました。
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『セラピスト』10月号 BAB出版 

2024年09月05日 17時04分05秒 | Weblog
8月にお蔵スタジオで取材を受けた『セラピスト』!
 ドキュメンタリー野口体操

 10月号は明日発売になります

  1日早く送られました

  5人の方々にグループワーク
 
その後インタビューを受けました!
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シリーズ『みんなの野口体操』全9作品 公開しました

2024年08月30日 19時55分29秒 | Weblog
テーマ「もの・ことば・うごき “イメージこそ創造 動きの母である”」


野口体操の仲間たちで編集した9作品に、感想をお寄せください。
次のシリーズにつなげたいと思います。

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シリーズ『みんなの野口体操』安原幸希編 第8回〜第9回

2024年08月30日 10時57分08秒 | Weblog
4人目のゲスト 安原幸希編

 
  できない自分が愛おしい


∞無限記号を描くーからだの内側の動きを味わう

体操指導:羽鳥操
出演:宮川和士
撮影:近藤早利 安原幸希 高橋幸子 高橋知子
編集協力:高橋幸子 高橋知子 佐々木理恵
編集:安原幸希
協力:新井英夫
監修:近藤早利
収録日:2024年5月6日
制作・著作:野口体操の会 https://noguchi-taisou.jp/
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シリーズ『みんなの野口体操』安原幸希編 予告

2024年08月26日 14時48分23秒 | Weblog
新シリーズ・4人目のゲスト安原幸希編は8月30日正午に公開予定です。

動きに対するイメージ・意識の置き所が、日本語と英語で微妙に違う気づき。
その結果動きの質が変わっていく過程が見えてくる内容になっています。

   無限記号を描く動き

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