脇差 近江大掾忠廣
脇差 近江大掾忠廣
江戸時代の綺麗な刃文を紹介している。この脇差は少し磨り上げ。寛永二十年だから近江大掾を受領したすぐあとの作。総体が忠廣らしい綺麗な出来。小板目肌が詰んで全面に小沸が均質に付き、小沸出来の直刃が焼かれている。ある程度反りが付いて先幅が広く、未だ戦国の世を駆け巡った武将が活きていた時代の作であり、いかにも武器といった風情だ。
脇差 近江大掾忠廣
江戸時代の綺麗な刃文を紹介している。この脇差は少し磨り上げ。寛永二十年だから近江大掾を受領したすぐあとの作。総体が忠廣らしい綺麗な出来。小板目肌が詰んで全面に小沸が均質に付き、小沸出来の直刃が焼かれている。ある程度反りが付いて先幅が広く、未だ戦国の世を駆け巡った武将が活きていた時代の作であり、いかにも武器といった風情だ。