今年2017年は坂本龍馬没後150年ということで、東京のホテル雅叙園と江戸東京博物館で龍馬展が開催されています。
土佐や京都に行きたいところですが、龍馬さんのほうからお江戸に来てくれてるのでありがたく2館とも鑑賞しました~
まずは
龍馬没後150年高知県立坂本龍馬記念館巡回展「土佐からきたぜよ! 坂本龍馬展」
ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
2017年6月1日~6月25日
龍馬ファンの聖地でもある「高知県立坂本龍馬記念館」が全面改装に伴い1年間の休館となり、この機会に国内4つの会場で初となる巡回展を開催します。
東京では 坂本龍馬記念館所蔵の龍馬直筆の書簡や刀剣など貴重なアイテムとソフトバンク孫氏の名コレクションが百段階段全室を使って迫力の展示。物販コーナーなども用意され期間中は坂本龍馬一色となります。
東京は同じ期間に雅叙園と江戸東京博物館で「龍馬展」が開催していますが、雅叙園は高知県立坂本龍馬記念館主催で、江戸東京博物館は京都国立博物館の協力なのですね。
展示がかぶっているものもあり 龍馬の書簡は複製が多かったような。
江戸東京博物館は資料が充実、雅叙園は写真撮影を可能にして 楽しめる「魅せる」展示になっていた気がします。
百段階段入り口からいきなりの「黒船ねぶた」(作・ねぶた師・北村春一)
当時描かれた「異国船図」から黒船襲来の衝撃をねぶたで表現
そして「シェイクハンド龍馬像」
龍馬記念館のシンボル「シェイクハンド龍馬像」(等身大の龍馬像)第2号が登場。龍馬と一緒に写真撮影したり、握手ができます。
有形文化財の百段階段では 2012年にも「坂本龍馬×百段階段」展を開催していて、そのときも訪問しております
雅叙園関係者にも龍馬さんファンがいるのかしら
十畝の間
天井画
郷土屋敷のジオラマ 龍馬生家を図面を元に再現。
百段階段で一番豪華な「漁礁の間」に 坂本龍馬と中岡慎太郎の肖像画。大胆な展示です♪
89年ぶり東京で公開 「龍馬が特に愛した刀」(個人蔵)
[脇差]左京進宗光 1805年8月 (真物)
以前からその存在は知られていたものの近年は所在不明になっていた。平成27(2015)年に北海道の個人宅で再発見された貴重な一口。
ただひとつ残る妻お龍宛の龍馬書簡(複製)
陸奥守吉行(刀)
吉行は土佐国で活躍した刀工。近江屋で龍馬が襲撃を受けた際にも構えていたのは吉行の刀だった
(本作は龍馬が所持していた刀と同じ刀工が鍛えた刀。ちなみに龍馬が愛用していた吉行刀は江戸東京博物館に展示)
暗殺2日前 現存する中で最後のもの
陸奥宗光宛 龍馬書簡 (真物)
そして見所の「サラバ、龍馬」
150年前の慶応3年11月15日。近江屋での暗殺への七手を「清方の間」に推考再現。
近江屋の部屋にあった血染掛軸や屏風もそのままに再現されていて 龍馬は人形ではなくシルエット動画なところが躍動感がありました、
百段階段を登っていって、最後に近江屋のシーン。わかっていても見るたび物哀しい、、
(※血染の屏風は真物が江戸東京博物館に展示されていました)
撮影禁止ですが 岡田以蔵のものと思われる拳銃(!)の展等もありました。
ちょっとうれしかったのは 最後の部屋に北海道の画家・坂本直行さんの紹介が。
坂本家8代目、龍馬の直系の子孫。
龍馬は蝦夷地の開発を考えていたが実現には至らず、その夢は子孫に受け継がれ、坂本家5代目・龍馬の甥にあたる坂本直寛は一族で北海道に移住した。その8代目にあたるのが坂本直行さん。
お菓子の「六花亭」の包装紙デザインも手がけています。
六花亭の絵は昔から大好きだったので 龍馬の子孫と初めて知ったときはすごく感動したのでした
最近発見された龍馬の手紙6枚も、北海道で発見されてますね~~ 来年以降、坂本龍馬記念館に展示されるのかな
大好きな百段階段、ファミリー会員になっているので3年間企画展に行き放題です (3,000円でご近所のかたにはお得!)
撮影可能で楽しかったです~~ 6月25日まで・1ヶ月限りの展示です
龍馬没後150年高知県立坂本龍馬記念館巡回展「土佐からきたぜよ! 坂本龍馬展」
期間:2017年6月1日(木)~25日(日)
場所: ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
住所:東京都目黒区下目黒 1-8-1
時間:10:00~18:00(17:30最終入場)
料金:当日券 1,500円
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます