二子玉川 de ぼちぼち絵日記

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ロバート・キャパ展@横浜美術館

2013-02-15 08:29:00 | 美術館・ART・博物館

横浜美術館で開催中の
ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真展 に行ってきました。

ポスターに使われている ↑すごく魅力的なこのキャパの写真… 
撮ったのは当時のパートナー、ゲルダ・タロー(本名:ゲルタ・ポホリレ)という女性初の報道写真家と知って俄然興味がわきました。
ロバート・キャパという広く知られた名前も、キャパ(本名:アンドレ・フリードマン)とタローが使っていたペンネーム。ユダヤ系の二人は短い間だったけど行動を共にして戦場の写真を撮っていたのです。


(ゲルダ・タロー 1910~1937 撮影者不明)
ロバート・キャパの名前の由来には諸説ありますが、映画監督フランク・キャプラにちなんだという説が一般的とか。(キャプラ監督、大好き。。)
一方ゲルダ・タローの Taro は彼女とキャパがパリで交流のあった岡本太郎からとったとされています。
27歳の若さでスペインの戦場で命を落としたゲルダ・タロー。三人はパリでどんな会話を交わしていたんだろうな。。 

ロバート・キャパの名前を一躍有名にした「崩れ落ちる兵士」の写真。
<共和軍兵士、コルドバ戦線、スペイン> 1936年9月5日

 
実はこれもゲルダ・タローが撮ったのではないかとの説があり(沢木耕太郎氏による)、二人の共同作業はどちらが撮影したか固定するのが困難だったとか。

日本で初めて紹介されるタローの写真が83点、ロバート・キャパの写真は194点展示されていてとても充実した写真展でした。

戦争写真のほかにも、キャパと親交の深かったアーネスト・ヘミングウェイやゲーリー・クーパー、イングリッド・バーグマンの写真もあり、この時代の映画人が好きなので写真の前で釘づけに。。 
バーグマンと恋の噂もありましたし、キャパは本当に魅力的な男性だったんでしょうね~…

企画展を出て「報道写真コレクション」のコーナーにも有名な写真が展示されているのでぜひこちらもご覧ください~
(こちらはフラッシュ・三脚なしなら撮影可能)

(撮影:アルフレッド・アイゼンスタイン)

NHKスペシャルで取り上げられたこともあり、先週の3連休は5000人を超える入場者だったとか。連休中は「おとな&子どもの鑑賞優待」の日で大人が半額で見られて感激^^
沢木耕太郎氏も大好きだったのでキャパに関するルポ「キャパの十字架」を読みたくなりました。

「おとな&子どもの鑑賞優待」
中学生以下の子どもと保護者の方が一緒に来場すると、子どもは無料、保護者のかたは半額に!「鑑賞サポートシート」も用意しています。
実施日: 2月9日(日)・10日(日)・11日(月・祝)・16日(土)・17日(日)・23日(土)・24日(日)

ロバート・キャパ/ ゲルダ・タロー 二人の写真展
横浜美術館
1月26日~3月24日 10時~18時
休館日:木曜日
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