地上最大の手塚治虫展＠世田谷文学館 に行ってきました。

世田谷文学館で開催中の　「地上最大の手塚治虫」展　に行ってきました　
(2012年4月28日～7月1日）
タイトルは「鉄腕アトム」の人気エピソード　「地上最大のロボット」にちなんだものだそうです。

電車だとちょっと不便なので、家族で自転車で…^^;　　
長年、世田谷に住んでいながら世田谷文学館に行くのは初めて、綺麗な所です！


「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」リボンの騎士」「ブラック・ジャック」など代表作の原画が一堂に。
「ブラック・ジャック」のエピソード「二つの愛」は、1話分まるごとの原画が展示されています。


アトム、サファイア、ブラック・ジャックのキャラクター部分だけは　撮影ＯＫでした　^^　


世田谷文学館は手塚作品とはこれからの時代を生き抜くために手元に置くべき＜文学＞であると考えているという展示。
この表現はちょっと疑問を感じるところもありますが、でも作家の星新一氏や小松左京氏、北杜夫氏との交流が紹介されていたり、「アドルフに告ぐ」は実際の歴史と照らし合わせて年譜を使って大きく取り上げたり、文学館ならではの切り口もあり興味深かったです。

キャラクターを劇団員と考えてさまざまな作品に役柄を与えて登場させる 「スターシステム」 もかなりスペースを割いて紹介されていました^^　　
　私は伊坂幸太郎さんの本や映画を見たときに、いろいろな登場人物がリンクしていくのが面白く「手塚先生の作品みたいだな」と思ったのですが、実際伊坂さんは手塚治虫先生の大ファンということも最近知って嬉しかったり。　こうして好きなものもリンクしていくなぁ～～

お気に入りは、キャラクター勢揃い　1975年のカレンダー用のカラー原画。
丁寧に手描きで塗られた原画がとっても素敵で　しばし絵の前で見惚れちゃいました。（写真はポストカードから）


　キャラクタークイズがあって全１０キャラに正解すると上の絵ハガキがもらえます（なくなり次第終了）
「火の鳥」大好きなのに　↓この子↓　の名前がわからなかったんですよね。。　
答えは名前というか見た目そのままだったんですが。。ｗ
わからないときは受付のお姉さんがヒントをくれるのでぜひ挑戦してみてくださいね


　展示の最後には手塚治虫先生の作品を自由に読めるコーナーがあり、小規模ながら充実した内容でした。お客さんも上品な方が多かったような。。　　

　鑑賞後は併設のカフェ「どんぐり」にてアトムセット（５５０円）を。　ん？　この栗まんじゅうには見覚えが、、、


高田馬場青柳さんのくりまんアトムですねぇ～～　（最近トキワ荘通り協働ＰＪさんの情報を読んでいて少し詳しくなりました(*^_^*)）
可愛い～～　ここで食べられてラッキー　　


カフェには　世田谷の大スターゴジラが鎮座していましたよ。
土曜日にはアニメ上映会やワークショップもあるのでまたそのときに行ってみたいと思います。
　

「地上最大の手塚治虫」展　世田谷文学館　2012.4.28 ～　7.1
京王線「芦花公園」駅南口から徒歩５分
開館時間　午前１０時～６時　
休館日　　毎週月曜日（ただし４月３０日は開館、翌５月１日は休館）
入場料　　一般　８００円　　高校・大学生　６００円　　６５歳以上