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旅の話、仕事の話、色々と書いてます。。。

白馬ツー1日目

2009-10-13 19:10:39 | バイクのコト
運動会の代休のために平日が休みになり、どこかに出掛けたいなと前々から練っていて。

ツーに出るか、函館に飛ぶか。

散々悩んだ挙げ句、やっぱりバイクに乗ろうと決意。

行き先は白馬。

4年前に白馬に行ったときにカーブ明けに見えた後立山連峰の美しさが

忘れられなくてあの景色がもう一度見たくて白馬に決めた。

高い山に囲まれているという景色は私の育成歴にはなく

山脈を見るとその雄大さ、神秘さに感動する。

山岳信仰と聞くとついつい覗いてみたくなり行ってしまう。


白馬からどうしたいのかが、特になくてあれやこれやと考えるも

時間が足りなかったりして、どうしようか悩む。


私は基本的に一人で走る。

バイクは一人遊びする道具だと思っているし、なにより自分の運転が

あまりにもへったぴなために人に合わせて走れないのである。苦笑。

一緒に走りましょうと声はよくかかるも、あ~だこ~だと逃げ回ることの方が多い。


一緒に走ることによって相手にストレスを与えてしまい、相手がストレスを感じている

のを見て私がストレスを感じるという悪循環に陥るのである。苦笑。


過去に2人でツーリングってのは、4人としかしたことがない。

この人なら、おっぺけぺ~な運転の私を理解してくれるであろうと思える厳選メンバーである。苦笑。

まぁ、うち1人には理解してもらえず、けんかになるだけで二度と一緒には走ることはないけどね。苦笑。


なんの気なしにそのうちの1人に平日なんだけど、学校が休みな日があるんだけどさ~

走ろうと思うんだけどさ~と声を掛けてみると、秩父に蕎麦でも食べに行くかい?って

誘ってくれたんだけど・・・・心の中では、いや・・・白馬に行きたいんだけど・・・って

決まってて。笑。白馬に行きたいって言ったら、断られるかな~って思って言い出せず。

流れで秩父になりそうだったんだけど、よくよく考えると定休日であることがわかり

思い切って「白馬に行きたいんだけど・・・・」って言ってみたら、

「黒部ダムに行きたいからいいよ」ってなってびっくりした。笑。

だって、日帰りは無理っすよ?!

いいんですか?!

逆に私がびびった。笑。


でもでも黒部ダムは私自身も行ったことがなかったし、地図を見るとルート的にもちょうどいい。

地図を見ながらあんなルートこんなルートと考えると楽しくなってきた。


出発前日、「白馬まで4時間で着く」という連れの言葉を半信半疑に聞きながら

お互いの様々な事情から前代未聞の午後12時出発という無謀に出る。笑。


嵐山に13時半。ホントに4時に白馬に着くのか?笑。

ま、とりあえず行けるところまで行こかと走る。

ガスなくなり横川で補充だが15時前。

どう考えても4時に白馬は無理じゃないか?!との話し合いになり

長野挫折で黒部ダム却下とかなったが、私の中ではもう黒部ダムに行く気満々なので

そこは外せず。笑。最初は麻績で降りて山道を鬼無里に上がって行くはずだったが、

鬼無里のいろは堂と後立山連峰の見える景色は外したくなかったので、須坂長野東で降りて

長野を横断するルートに変更。


あ!! 私、忘れ物した・・・・・。

ズボンを持ってくるの忘れた・・・・・。苦笑。

スノボ服で走っているので、オーバーパンツの下はももひきなんだよね。笑。

嫁入り前なので、さすがに人様の前でももひきでウロウロするわけにもいかず。

長野でユニクロでもしまむらでもなんでもいいから、ズボンを購入しなくては・・・・。


・・・ロスタイム。苦笑。


結局、長野市内のヨーカドーでルームパンツを買い時計を見るも16時半過ぎ。

おかしくて笑いが止まらない。

作戦を練るが白馬に夜到着は私が却下。夜の山道は九州で痛い目にあっているので走りたくないし

私の運転じゃ間違いなく無理。鬼無里に国民宿舎があることを思い出しそちらに避難。


6時までには到着が十分間に合いますよ、という宿主の言葉を鵜呑みにじゃぁと

鬼無里のおやき、いろは堂に立ち寄る。

ここのおやきが大好きで、今回で3度目の来店。


親兄弟やお世話になっている人に地方発送したくて、何枚も送付状を書くので

持ち帰りのセレクトは相方に任せる。それでもなお発注は終わらず、相方は

ご試食どうぞと頂いたおやきを食べている。ようやく書き終えた送付状の

控えをもらうのにまた時間がかかるので、私も試食のおやきを食べながら

持ち帰りは何を買ったの?と相方にたずねる。


まいたけ、あざみ、のざわな、ねぎみそ。


いいセレクトだが、甘い系がない!! 

かぼちゃもあずきも美味しいのに買わなかったの~?とぶぅぶぅ私がごねる。

そうしているうちに、控えも仕上がったようでお店の人が

「今日は沢山買っていただきありがとうございました。よかったら湯のみをお使いください。」

と手土産をくれた。


のぞいてみるとおやきが2コ見える・・・・。苦笑。

そう、私のぶぅたれを聞いていた店の人がかぼちゃのおやきを2コ、サービスしてくれたのだ。


・・・・ちょっと待って。


持ち帰りに4つ買い。

試食に2ついただき。

手土産に2つサービス。


・・・・・。笑。


すみません。ありがたくいただきました。



そして店を出ると真っ暗・・・・。

街灯もなし。

何も見えない・・・・。


相方に先導してもらい、相方とちょっとずらしてライトを当て

幅広に道路を気持ち照らしてみた。笑。


結局、宿に到着は18時過ぎ。

温泉に入ってご飯食べて、お部屋で鬼無里の日本酒を呑みながら談笑。

共通の音楽仲間も多いし、バイクの話題もあるし、私のおばかな話も

聞いてくれるので楽しい時間はあっというまに午前0時。


翌日のことを考えて就寝するも、一応、嫁入り前の私。

夕飯のときのお宿の人の私に対しての「奥様」連発発言に軽い動揺。笑。

そうか、世間一般からすると、もう私は「カップル」を越え「夫婦」に

見える年代なのかと複雑な心境。そして、奥様発言をどうしていいのか

連れは聞こえているのかいないのか、なんかコメントしたほうがいいのかどうなのか。

どうする、俺?! 状態に全く日本酒が回りません。笑。

何かあったらどうしようと、思っていたくせに、ドキドキのドの字ぐらいで落ちたね。笑。

まるで緊張感のない私。

学校の相方に話したら大爆笑された。

「ま、そういう関係の友達も必要だよね。笑」


ぐだぐだな珍道中ツーの1日目が終わる。