■□■カムイミンタラ■□■

旅の話、仕事の話、色々と書いてます。。。

幻のパン

2006-02-09 14:21:09 | Weblog
夜勤明けの朝、食堂で朝食をとっていると他の病棟の夜勤明けのナースと

遅番のヘルパーが話していた。

「美味しいんだよね」という言葉が耳に入りものすごく気になりなんの話か

たずねると近くに美味しいパン屋があるという。

このパン屋、主人の気分次第でパンを売っているらしい。だからいつなんどき

売っているかは直接行かないとわからない。どうも主人は競艇が好きらしく

それに出かけてしまうと開店しないらしい。しかも注文してから具材を挟むので

時間がかかる。そして30分~1時間半待ちなのは当たり前らしい。

そんなパン屋、とても気になる。

遅番の人の話によると今日は開店していたとの事。場所をたずねると寄り道しても

苦にならない程度。明けのナースが行くなら通り道だから道案内してくれるという。


そんなこだわりのパンならばどんだけ洒落た店なんだろうと思いきや

住宅街の中にある、さびれた駄菓子屋的ノリ。昨今、抗菌、消毒と大騒ぎな世の中なのに

いいのかこれで?って感じだが私は気にならない。

ラッキーな事に並んでいるのも数人なので10分も待たないで買う事が出来た。

私は「揚げクリーム」と「サラダ」と購入。なるほど、注文してからおばぁちゃんが

パンに切れ目を入れてサラダをはさんでくれる。二つで270円。袋に入れたパンを

手渡された瞬間驚いた。見た目よりずっしりと重い。さっそく食べてみるとかなり

美味しい。もっちりしっとりといていて密度の高いパン。ちょっとこんなに

美味しいパンって食べた事ないかも。いや~驚き。並んでも買いたいのは分かる。

値段も納得。これから夜勤明けの度に立ち寄ってみようと思う。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿